心理テストで~~す | だららん♪スタッフブログ

ジグソーパズル完成まで、あと2ピースです。

この抜けているA、Bの2箇所に入るピースには、何が描かれているのでしょうか。

選択肢から選んでください。
 
 
●自分の「親和欲求」を確認する

 なぜ、自己主張をしにくいのかということを考えたときに、そのひとつの理由として「親和欲求」が高いことがあげられます。

親和欲求とは、誰かと一緒にいたい、一緒になろうという気持ちのことです。このこのテストは、あなたの「親和欲求」の度合いを探るためのものです。

 パズルの絵のなかには、人が1人座っており、ピースで埋めるのはその“真正面”か“斜め”の位置になります。あなたは無意識のうちに、あなたが他人と座るときに落ち着く位置に人がくるように、パズルのピースを選んだといえるでしょう。

 つまり、【1】を選んだ人は、正面よりも斜めの位置で人と対面したいと望み、【2】を選んだ人は、斜めの位置よりも正面に人が座ることを好んでいます。

 人が座る位置には、その人との心理的な距離が表れています。

 Bの斜めの位置は相手との距離が近く、また視線も適度に合わせられるためリラックスしたムードを出せます。医師やカウンセラーが患者さんに対するときに、親和性を感じさせ、患者さんをリラックスさせるために使われる位置どりです。このテストで【1】を選んだ人は、こういった席を無意識に選択したということで、潜在的に親和欲求の高い人です。

 しかし、誰かと一緒にいることや人とつながっていることを好むあまり、逆にいつも人と一緒にいたいという気持ちが強くなりすぎて、他者から拒絶されることを必要以上に恐れるところもあります。そのため、他の人と異なる意見や考えをもっていても、相手との関係を壊すことを恐れて、なかなか自分の意見を伝えられません。注意、苦言しなければならないというシチュエーションはさらに苦手です。相手の気持ちを害することを嫌うためです。

 Aの正面で対面する座り方は、ビジネスの場や話し合いのときなどに利用される位置どりです。相手と向き合いながらも一定の距離を保ち、また、相手との間にテーブルを置くことで、自分のパーソナルスペース(なわばり)を確保したいという心理が表れています。【2】を選んだあなたは、親和欲求があまり高くないといえるでしょう。

 親和欲求は、男性より女性のほうが強く、第一子やひとりっ子に強く現れるといわれています。これは、第一子やひとりっ子は、幼いころに親がより手をかけて欲求を満たしてあげることが多いためです。

 また、つらいときや不安なときには、誰かと気持ちを共有したいという親和欲求が高まるといいます。同じ体験をした人や似た境遇にある人を求める気持ちがこれです。

 誰かと一緒にいたい、誰かと気持ちを共有したいという親和欲求は、人としてはごく自然な気持ちです。

 しかし、これがあまり高くなってしまうと依存のようになってしまったり、自分の気持ちを押し込めて相手に同調する行動をとりすぎて、人間関係をストレスフルにしてしまうことがあります。

 親和欲求の高い人は、言うべきときに相手の気持ちを考えて言えなかったり、自己主張すべきときに相手に合わせてしまったりという経験が多いのではないでしょうか。自己主張を妨げている理由に、相手からの拒絶を恐れる気持ちがあると自覚しておきましょう。

時には他人とはある程度の距離を保つことが、自分を楽にすることにつながるかもしれません。

本日の担当 MEGUMI でした