溜まったストレスが招く危ない「過緊張」 | だららん♪スタッフブログ
●ストレスが溜まり、常に心身が緊張
「過緊張」とは、自律神経のなかでも体を興奮状態にする交感神経が働き過ぎて、常に心身が緊張している状態です。
「体が疲れているのに眠れない」「休んでも疲れがとれない」などの状態が続いている人は、過緊張になっているかもしれません。

過緊張の原因は、ストレスの蓄積とされます。あまりにもストレスをため込んでしまった結果、リラックスしようと思ってもできなくなっているのです。
自律神経は、脳や内臓など全身の働きにかかわっています。そのため、蓄積したストレスによる過緊張は、心身にさまざまな不調をもたらします。

●ストレスが影響している病気は多い
ストレスの関与が考えられる病気はたくさんあります。頭痛、肩こり、めまい、腰痛、便秘、下痢から、高血圧、心臓病、胃の痛み、更年期障害、喘息(ぜんそく)などのアレルギー疾患までさまざまです。
これらの不調の改善のためには、ストレス対策が重要なポイントの一つになります。

また、ストレスが続くことによって、うつ病や不安障害など、心の病気を招きやすくなります。これは、強い、あるいは長期間にわたるストレスにより、脳の働きが何らかの変調をきたした結果、心の病気の発症につながると考えられます。

●体の症状に応じた診療科や心療内科、精神科へ
過緊張があり、以上に挙げたような不調も疑われる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。体の症状が気になる場合は、それぞれに該当する診療科か、心療内科を受診するのがよいでしょう。ストレスをはじめとする、心の問題が絡んだ体の不調を診察してくれるのが心療内科です。

心の問題が大きく、とくに不眠や気分の落ち込み、不安感などの症状が強かったり、長く続いている場合(2週間以上が目安)は、うつ病などが疑われるため、精神科の受診が望まれます。

本日の担当 MEGUMI でした