バス釣りを気持ち良く楽しむために | M.Takashimaのつぶやきブログ

バス釣りを気持ち良く楽しむために

これまでの実釣経験を元に、バス釣りを気持ち良く楽しむための5つのポイントを纏めてみました。

これから釣りをはじめられる方や、釣り場でのマナーやルールを再確認されたい方の目にも止まり、何かしら役立てて頂ければ幸いです。


① 釣りをする前に当たり前のこと
・釣り場の近くに迷惑駐車をしない
必ず専用の駐車場やコインパーキングに駐車しましょう。停めていた車が原因で第三者が事故にあったり、緊急車輌が通れなかったらシャレになりません。
少々遠くなったとしても、車をキチンと駐車して、釣り場までは歩きましょう。

私は20年程前、パーキングチケット制のところに車を停めて釣りをしていたところ、夢中になり、うっかりチケット時間を超えてしまい、違反を切られて馬鹿高い釣行費になってしまった事があります。長釣場になる場合には、コインパーキングに入れましょう。



② 釣り場に着いたら
・騒がない
わちゃわちゃ騒いでいる方々をたまに見かけます。魚が逃げる、逃げないの話ではなく、他の釣り人のムードを壊したり、近隣住人の迷惑になる行為ですので、適度なトーンで騒がずに楽しむ事を心がけましょう。


・釣り禁止の場所じゃないかチェック
事前にネット等でチェックするのの肝心ですが、その場所全てが釣り禁止の場合や、一部釣り禁止、投げ釣り、ルアー釣り禁止など、色々とあります。釣り禁止の看板が無いかをチェックし、釣りをしても大丈夫な場所かどうかを確認してからはじめましょう。また、遊漁券が必要な場所では必ず購入し携行しましょう。遊漁券は近くの釣具屋さんや、その場所を管理している漁協の人などが見回り、売りに来てくれます。

また、釣り場によっては竿の数が決まっていたり、日の出から日の入りまで等のように時間が決まっている事もあります。漁協が管理している場所では特に気を付けましょう。


・釣り場は先行者優先
釣り場は先行者優先です。釣り場に着いた時、先に釣りをしている人がいたら、その釣り人の邪魔にならない場所で釣りをしましょう。お互いのキャストが届く範囲を避けて離れておけば、邪魔にはなりにくいでしょう。

この先行者優先のルールは、釣り人の中で比較的知れ渡っているルールの一つだと思いますが、稀に知らない釣り人もいます。つい先日には先行者優先のルールを知らない後行者に怒鳴られるという珍事がありました。笑

自分よりも後から来た釣り人が自分のすぐ近くで釣りをはじめた時には、そのルールを知らない人の可能性がありますので、トラブルにならないように十分注意しましょう。また、横並びだけではなく、対岸の釣り人にも気を付けましょう。

また、釣り人の近くで釣りする際には先行者に「こんにちは、隣でやってもいいですか?」と一声かけて断りを入れてから釣り場に入りましょう、と教わっている方も多いようで、これは間違いでは無く、基本的には正しいマナーなのですが、声をかけたから10m隣でやってもOKって訳じゃなく、先に書いた通り、キャストの届く範囲が被らない距離まで離れてするようにするのがマナーだと思います。最近声かけて来たと思ったら真近くでする人、多いのです。


③ 釣具の取り扱い方
・針はとても危険なものです
針は刺さると簡単には抜けません。キャスト時には、キャスト毎に周りに人がいないかしっかり確認してから動作に移りましょう。刺さり所によっては命に関わります。また「針の落とし物」は絶対に無いようにしましょう。散歩をしている犬や人が踏んでしまっても大変なことになります。必ず一本も落として帰らないようにしましょう。

これまた余談ですが、釣れた魚を掴んだら、魚が暴れてルアーのフックが手に深く刺さり、どうやっても抜けず、病院で切開して貰い全治2週間という事がありました。

私はこの事が切っ掛けで、特にハードルアーで釣った時には、フィッシュグリップでキャッチするようになりました。魚のクチからルアーを外すまで絶対に油断しないようにしてください。


・フィッシュグリップを使う場合
持ち帰って食べる魚ならまた話は別ですが、リリース前提の魚なら、クチの皮を貫通させないように気をつけて挟みましょう。フィッシュグリップは貫通させるものではなく、魚をクチを掴み、挟むものです。貫通させ、ぶら下げるような使い方はNGです。


・切って出た余り糸やゴミは持ち帰りましょう
「この場所には釣り人が来ている」ってことが分かるような痕跡を残さないのが釣り人の鉄則です。タバコの吸殻や空き缶等も同等に必ず持ち帰り、ゴミ箱に捨てましょう。


④魚が釣れたら
・魚を地べたに置かない
SNSで釣果投稿を見ていると、地面の上に寝かされた魚の写真をちらほら見かけます。メジャートレイやメジャーシートの上ならまだマシだと思いますが、凸凹の地面の上やコンクリートの上に寝かされた魚は、必要以上にダメージを受けます。

また、魚の体温は水温と同じくらいらしく、それ以上の温度の物に触れると、火傷します。特に夏場など、魚を触れる前には手を水で濡らして冷やしたり、メジャー類も水で濡らしで冷やす事で、熱のダメージから魚を守ることができます。
・魚に針を呑み込まれたら
アワセが遅れると、針はクチよりも奥の喉などに刺さります。その状態から無理に引っ張ったりすると、そのダメージで助からなくなります。まだペンチ等で外せそうな位置に針が見えている場合なら、ラインを切り、針を貫通させて縫うように抜き取る事も可能ですが、万が一、針を飲まれてしまっても、その魚は死なずに93.5%の確率で生存し、53日後には針は体外に排出されている、という研究結果もありますので、外せそうに無い場合には無理せずリリースする事を優先しましょう。

また、これは私の主観の部分ですが、針を呑み込まれ、エラから血がタラーと垂れている魚の写メは、出来るだけ掲載されるのは控えた方がいいと思います。「俺アワセるの下手クソだろ」とわざわざアピールされているだけのように感じますので。
⑤ その他
・ライフジャケットの着用
水難事故防止の為、ボート釣行時以外にも、おかっぱりであっても、足場が高いところや岩場、流れの強い場所、水深のあるところで釣りをする際にはライフジャケットを着用しましょう。

泳ぎに自信がある人でも、服を着て入水すると厳しいものがあります。さらに片手にはほぼ釣竿を持っている状態ですので、めちゃくちゃ泳ぎ難いです。自分は勿論のこと、大切な釣具も共に助かるために、ライフジャケットを着用しましょう。

また、遠浅のところでは長靴が無いとキャッチした魚をリリースし難い状態になります。川に入る気が無くても遠浅のところでは長靴を履いて釣りをする事で、リリースしやすくなります。

その他、サングラスも針などから大事な目を守る手段です。安全第一を心がけましょう。
・釣り人以外への配慮も
水辺は釣り人だけのものではありません。水昆虫を捕まえたり、水面に向かって石を投げる「水切り」などで楽しまれる方もおられます。釣りをしている傍で水切りをされると正直いい気分ではありませんが、先行者優先の釣り人のルールを押し付けるのはよくありません。大抵は20〜30分程度で飽きてどこかに移動される事が多いので、我慢するか、こちらが場所を少し移動しましょう。


・何が釣れるのか尋ねてこられたら
釣り人では無い方にブラックバスが釣れますと答えると「あぁなんでも食べちゃう外来種の悪い魚ね」など、冷ややかなリアクションが返って来る事がしばしばあります。また、暇な人に捕まると外来種問題の話を聞かされたりと、面倒な事の方が多いです。

私のオススメ回答は、ナマズです。

私はナマズと答えるようになってから、煩わしい思いはほぼしなくなりました。皆さん意外とナマズにはあまり興味がないようです。笑

一先ずこの辺りで書き終えますが、
また書き足したくなったら追記します。

それではみなさん、
楽しいフィッシングライフを🤚