NY時間ってこんな感じですよ、みなさん!

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NY時間というのはアメリカのニューヨーク市場が開いている時間を指します。
具体的に言えば、日本時間でいう22時~翌7時までですね!


ニューヨーク市場というのは世界最大の市場であり、
日本から見れば1日の終わりの市場とも言える市場になります。


ニューヨーク市場が閉まると、次のオセアニア市場が始まり、
FXの世界でも1日の始まりといった形になります。

 

サマータイムに注意!

サマータイム制を導入しているので、夏と冬で市場の時間が変わってきます。
先程書いた22時~翌7時は冬時間になります。

夏時間は、1時間早まるので21時~翌6時ですね!
ちなみに、夏時間が適用されるのは、
3月第2週目の月曜~11月第1日曜日になります。


夏時間になるとアメリカの指標発表の時間も
1時間前倒しになるので注意が必要です。

サマータイムは、FX業者からもアナウンスされると思いますが、
覚えておいて損はないことですから、覚えておきましょう!


NY時間の相場傾向

値動きが激しい

世界最大の市場というだけあって、とにかく動く!
値動きが1番活発になる時間といえます。
とはいえ、値動きが活発なのは、アメリカ時間で午前の間。
日本時間では、日が変わって翌2時ごろから徐々に落ち着き始めます。

経済指標の影響が強い

世界の基軸通貨であるドルの大元である
アメリカの経済指標は、多くの通貨に影響を与えます。
NY時間では、多くのアメリカの経済指標が発表されるため、
指標からくる動きも多く見られます。

 

特に、毎月第一金曜日に発表される『雇用統計』は、
全ての通貨が大きく動くと言っても過言ではありません!

 

ちなみに、日本時間で夏時間は21:30、
冬時間は22:30に雇用統計が発表されます。

NY時間にトレードをするときには、
経済指標や要人発言にも注意が必要になります。

 

そもそもオプション取引とは?

少しだけオプション取引について触れてみます!
オプション取引というのは
「○時にある為替レートをつけると利益がでる・損失をする!」といった投資です。

 

そのレートをつけると利益が出る人達と
そのレートをつけると損失がでる人達が、
為替を買ったり売ったりすることで、
何とか自分が利益が出るよう為替を動かそうとしちゃうんですね。

 

となんか怪しいことを言っていますが、
例えば、ドルを沢山買えばドルの価値が上がるためドル高に、
ドルを沢山売ればドルの価値が下がるためドル安になりますよね。

 

ということは、ドル高になると利益がでるオプションを持っている人は
ドルを買いますし、ドル高になると
損失が出るオプションを持っている人はドルを売ります。

 

結局、買うか売るかで為替レートを動かそうという人が
たくさんいると大きな値動きになる!になるのかなと。

 

オプションカットとは?

オプションカットというのは、
先程の「○時にある為替レートをつけると利益がでる・損失をする!」
という言葉の○時にあたる部分です。

 

ニューヨーク市場でのオプションカットの時間は
日本時間だと0時(夏時間は23時)になります。

 

この時間になると、先程の為替レートを動かそうとする動きが強まるので、
値動きが非常に活発になったり、予想できない動きになったりするのです。
オプションカットの時間に取引するときも注意して下さいね!