　クラシック音楽ファンについてマーラー好きの方々が本当に増加しました。ここ１０～２０年は本当に凄く、演奏会で子どもの姿も見かけるようになりました。

小学生でマーラーを聴く幸せって本当にうらやましいです。僕の幼少期では影も形もない存在でした。

　さて、今年もできるだけマーラーの演奏会に出かけたいですが、僕が行く予定と行きたいあるいは注目の演奏会を羅列します。

・１月１７、１８、１９日　マーラー交響曲弟８番　佐渡=兵庫芸術文化センターｏ

・１月１７日　　　　　　　マーラー交響曲弟７番　高関=東京シティｐｏ

○ 1月２４、２５日　　　マーラー交響曲弟９番　佐渡=新日本ｐｏ

○ ３月７、８日　　　　　マーラー交響曲第２番　ウォン=日本ｐｏ

・３月１３日　　　　　　　マーラー交響曲弟９番　飯森=群馬ｓｏ

○ ４月２６日　　　　　　マーラー交響曲第３番　ルイージ=ＮＨＫｓｏ

△　５月２日　　　　　　　マーラー交響曲第４番　ルイージ=ＮＨＫｓｏ

・６月１４日　　　　　　　マーラー交響曲第１番　小林=日本ｐｏ

○ ６月２０、２１日　　　マーラー交響曲第１番　ペルトコスキ=ＮＨＫｓｏ

・７月４、５日　　　　　　マーラー交響曲第１番　カネラキス=東京都ｓｏ

・７月１９日　　　　　　　マーラー交響曲弟５番　高関=京都市ｓｏ

・９月１２・１３日　　　　マーラー交響曲第６番　ウォン=日本ｐｏ

○ １１月２２日　　　　　マーラー交響曲弟９番　ノット=東京ｓｏ

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・１月１７、１８日　　　　マーラー交響曲第６番　ソヒエフ=ＮＨＫｓｏ

・２月１７日　　　　　　　マーラー交響曲弟８番　インバル指揮東京都ｓｏ

・３月２１，２２日　　　　マーラー交響曲第６番　佐渡=新日本ｐｏ

○が行く予定のもので△は未定のものです。

　年初から第８番を演奏していたわけですが、西宮はそんなに簡単に行けるわけでもなく第８番は聴きたかったのですがパスしました。来年２月にインバル都響の鉄板演奏がありますのでそれには是非行きたいと考えています。

第１番は編成からも結構演奏しますね。６～７月にかけて東京では続けざまに演奏されます。

僕はその中でペルトコスキとＮ響のものに行きたいと思っています。ペルトコスキという指揮者に興味があります２０００年生まれのフィンランド生まれの超若手ですが２２歳で指環をやりグラモフォンと史上最年少で専属契約した俊英です。何が出てくるか怖いもの見たさがあります。　

今年の目玉は春先に集中します。ウォンが指揮する第２番とルイージが指揮する第３番です。第３番と第４番は４月のオランダに開催されるマーラーフェスティバルに持っていきます。世界の有数なオーケストラが集う中で日本のオーケストラが難曲である第３番を演奏することは本当に素晴らしいことです。Ｎ響以外の登場が、地元ロイヤルコンセルトヘボウに加え、ベルリン・フィル、シカゴｓｏ、ブタペスト祝祭ｏです。指揮者もマケラ、フィッシャー、ツヴェーデン、ペトレンコ、そしてバレンボイムです。この中に名を連ねることは奇跡です。サイトウキネンｏなら納得ですが、Ｎ響なのです。ルイージがどういう音楽を引き出してくれるでしょうか。

夏以降、年末にかけてはぐっと減少しますが、１１月に来日するペトレンコ=ベルリン・フィルが昨年演奏した第７番かこのフェスティバルで演奏する第９番を来日公演に持ってくるようであれば是非とも聴きに行きたいと思いましたが、ブラームスとバルトークなどでまとめてしまったのは残念です。

　ウィーン・フィルも来日しますが昨年マーラー（５番）を持ってきましたから、今年はないでしょうね。指揮者はティーレマンでしたよね。

　オーケストラにとってマーラー演奏はプログラムの中心になっていますし、若手の演奏家も積極的に取り上げる状況になっています。

　日本での演奏は興行的に失敗ができないせいかベテラン指揮者に任せることが多く、演奏できて、第１番か第４番、たまに第５番あたりでしょうか。

　それでも多くの機会で出会えるようになったことは良いことです。

　当面継続的に演奏してくれるのは日本フィルを振るウォンです。彼は今までの演奏はどれも水準以上に仕上げていてかつて山田さんが演奏した時よりアグレッシブルな演奏を展開してくれています。

　３月の２番は大変に評判が高く、チケットはすぐに完売しました。既に３番（シンバルの数がすごかった演奏会）、５番（５番をやっていたの記憶にないのです）、９番も高い水準の演奏を続けており、大変に期待できます。２番が終わると６番の予定になっており、大曲は残すところ、６番（９月）、７番、８番になります。

　あっという間にマーラー・シリーズも終わります。

　２０２５年のマーラー演奏会も期待できます。

個人的に注目する２０２５年「マーラー演奏会」＿わがまま選択