自分の経験ではありますが、大学卒業時に、使った教科書の処分とかで、本当に困惑したものでした。

 

と言うのは、自分なりにてはありますが、自分の勉学の足跡とでも言える「本」が、実に情けない値段しかつけられなかったことにあります。

 

自分は教育学部に所属していまして、確かに「自分なりに」ではありましたが、自分の勉強にプライドを持っていました。

本を買うために、本屋のハシゴなんかは当たり前で、収集と、それの勉強に力を注いでいたものでした。

けど、世間の風は、本当に厳しく、そんな自分のプライドを簡単に崩してくれました。と言うのは、自分が苦労して集めて勉強した本に、驚くまでの低価格しかつけなかったからです。

 

もしも、この本が、本当に欲しがっている人たちに渡ってくれれば、と思えば、本当に残念でなりません。

 

さて、今回のお題にある本のフリマアプリとも言える「ブクマ」、これって先に挙げた自分の悔しさを一蹴するほどのものでした。

 

 

一般的に、古本は古本専門店に足を運んで入手するもの、あるいは通販サイトを探して入手するものだと思いますが、これでは販売が一方的などと、利用者のフラストレーションもあったかとも思います。

 

古本専門店の場合は、本棚にある本を取って、実際に確認しなければならないですし、それについてる価格が本当に適正な価格がつけられているものなのかが、分からないところがイヤな面だと思います。

 

また、店のスペース、つまり店舗面積が決まっているため、本のストックに限りが出て来ます。もしかしたら、古本屋さんの「永遠の課題」なのかも知れませんね。

 

その一方で、通販サイト、これは確かに非常に便利です。けど、自分の勘違いなのでしょうか?仕事の丸投げ感が非常に強く感じられるのです。

 

つまり、通販サイト側では、商品現物を一切確認せずに出品者任せにしてる感じがあり、不安が少しではありますがやはり残ります。

 

 

 

そこで、今回、ブクマを使ってみた訳なんですが、まずはじめの、本を探し出す作業をやってみました。

方法は、もう既に絶版となっている本が簡単に探せるか?と言う実験です。

 

結果は、と言うと、もしかしたら、通販サイトよりも成績が良かったかも知れません。考えてみれば確かにそうなのかも知れません。

と言うのは、ブクマの場合、古本屋さんに持って行く前の本が「商品」になる可能性があるわけですから。

 

 

 

次に売る場合、これも非常に簡単に出品出来ます。従来のように、重い本の入ったカバンなんかを担ぐ必要も無く、携帯で本のバーコードを読み取るだけで出来ます。

 

 

 

 

さて、次はブクマを使う上での醍醐味とも言える機能だと思います。それは出品者と直接やり取りが出来る、と言う点です。

 

 

直接的にやり取りができれば、出品している本についても、いろいろと情報交換なんかも出来るでしょう。

あと、あとは発送方法はどうするかとかの相談も出来るかも知れませんね。

 

さて、今回ブクマを使った感想を言って見ると、「本当に便利なアプリだなあ。」と言うのが、率直な感想でした。

本のやり取りに、いちいち店舗に行く必要もなく、出品者本人と連絡を密に取りながら本のやり取りも出来る。

 

 

さらに言えば、古本屋さんの取り分である、「本自体にかかる以外の、経費となるお金」を払うことなしに、本をやり取り出来るかも知れませんね。

さて、このアプリについて、いろいろ思ったことを書いてみましたが、どんな風に感じられたでしょうか? 本のフリマアプリと言っていいこのアプリ、もしかしたら、他のいろいろな可能性があるかも知れません。

 

もしも良ければ、このアプリを使ってみませんか?本を通じていろいろな言葉のやり取りなんかも併せてできれば、かなり面白いツールになるかも知れませんからね。