こんにちは。奈良田隆です。
今回はシンガポールの「シンガポール植物園」について書いていきたいと思います。

 



シンガポール植物園は、2015年に世界遺産に登録されました。
同国初の世界遺産とのことです。

1859年に開園した歴史ある植物園で、都会のオアシスとして地元住民にも人気のスポット。
東京ドーム18個分もある広大な敷地では、ジョギングやピクニックなどもできるようです。
MRTのボタニックガーデン駅から徒歩1分、入場は無料なので気軽に足を運べますね。

全てまわるには3時間以上かかると言われている園内には複数のゲートがあります。

主に使われているのはタングリン・ゲート、ブキティマ・ゲート、タイアサル・ギャロップ・エントランスの3つです。

最初の2つのゲートは公共交通機関でアクセス可能ですが、タクシーなどで行くことになるタイアサル・ギャロップ・エントランスには人気のガーデンやレストランなど、目玉スポットが集まっています。

園内西部にあるジンジャーガーデンは、約250種類ものショウガ科の植物が集められたガーデンです。
生姜は食べ物としては馴染みはありますが、どんな花を咲かせるか知らない人も多いのではないでしょうか。

ジンジャーの花は非常に繊細で、1日しか咲かないそうです。
また、熱帯雨林地方でしか咲かないため、日本ではほとんど見られない珍しい花を観賞できます。
一番美しく咲く時間は午前中なので、早めに見に行くのがおすすめです。
ベストシーズンは6~8月ですが、その他の時期でも花は咲いているようです。

ナショナル・オーキッド・ガーデンは世界最大級の洋ラン園です。
有料施設のため入場料がかかりますが、見どころ満載なので入場料以上の価値を感じられるでしょう。

60,000を超える植物と、1,000種類と2,000以上の交配種ランが栽培されています。
ランごとの成長環境に適した湿度の高いエリア、冷涼エリアなどに分かれており、快適に散策できるでしょう。

VIPオーキッド・ガーデンでは、チャッキー・チェン、故ダイアナ元妃といった世界各国の著名人の名前が付けられたランが展示されています。
上皇后美智子様の名を冠した白とピンクのランもあるので、ぜひ見てみたいですね。

植物園には体験プログラムやレストランも充実しています。
少し早起きして、午前中からお昼過ぎにかけてのんびりと観光してみてはいかがでしょうか。