こんにちは。奈良田隆です。
今回は中国の「張家界国家森林公園(ちょうかかいこっかしんりんこうえん)」について書いていこうと思います。

 



張家界国家森林公園は、中国の湖南省張家界市にある国立の森林公園です。
面積は130㎢、同国初の国立森林公園で、1982年に設立されました。

武陵山に位置し、2,000を超える大きな石柱があるのが特徴です。
中国最大レベルの観光地の1つ。
聳え立つ砂岩の柱、雲海、野生生物、穏やかに流れる小川など、張家界ならではの景色を楽しめます。

周囲は山に囲まれており、温暖で湿度が高いそう。
黄石寨、沙道溝、金鞭岩、金鞭溪といった景勝地があり、7つの主要な観光ルートがあるといいます。

袁家界は、公園の中でも最も人気があり混んでいるとのこと。
雲海が見られる展望台があり、映画「アバター」の撮影モデル地としても知られています。

また、南天一柱(乾坤柱)は最も有名なスポットです。
ほかにも雲海が見られる迷魂台、天下第一橋なども観光場所もあります。

断崖絶壁に取り付けられた百龍エレベーターは、世界一高い野外エレベーターとのこと。
高さ約326mを2分で登るのだとか。何かあったらと思うと怖いですが、ぜひ乗ってみたいですね。

天子山は高地にあり、春~初秋にかけて1,182mでは雲海を撮影するチャンスがあるそう。
ケーブルカーでアクセスできるので、写真家にも人気のスポットだそうです。

雲海なんてなかなか見られないですからね。
中国何千年の歴史…といった風景をこの目に焼き付けて、写真もたくさん撮りたいです。

楊家界は新しく開発されたエリアのため、観光客が少なく静かで神秘的。
原始的な自然風景が残されており、道は狭く険しい山ですが、探検好きな人にはぴったりのスポットと言えるでしょう。

森林公園は1年中観光できますが、4月~10月がベストシーズンと言われています。
4月~6月は雨季で、霧が漂う張家界はより魅力的に見えるのではないでしょうか。
また、9月~10月の秋には、色とりどりの木の葉を楽しめるでしょう。

観光に行く際は、中国の祝日や夏休みに被らないようにするといいかもしれません。
もしその時期に訪れる予定の場合は、列車チケットや航空券、ホテルはすぐに売り切れてしまうようなので、予め予約しておきましょう。

冬は寒いですが、稀な雪景色を楽しめるようなので、お好みの季節に訪れてみてはいかがでしょうか。