詐欺メールっぽい本物メール

 

僕の経験談です。

 

 

某大手証券会社主催の投資セミナーに申し込みました。対面とオンラインのハイブリッド式で、僕はオンラインに参加しました。

 

一か月ほどして、下記メールが入って来ました。

「オンラインフェアにご参加いただいた先着○○○名様に、プレゼントキャンペーンの商品といたしまして、A○az○nギフトカード 1,000円分を進呈します!」

 

はあ? これは怪しい!

 

世の中に、無料のセミナーに参加して、それだけで1,000円のギフトを進呈します!って、虫が良すぎるぞ。僕は迷惑・詐欺メールだと判断して、放置していました。

 

ちなみに発信元は事務局となっており、セミナー申し込み時とは違う別のメールアドレスでした。1,000円に釣られてトラブルを被れば、おバカの見本だと思いました。

 

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数日経った頃、たまたまセミナー元の某証券会社から別件でメールが入りました。僕は、貴社の名前を使った迷惑メールが出回ってますよと連絡してあげようと思い、ぶっきらぼうに「これって迷惑メールでしょ?」とだけ書いて、受信したメールをポンと転送しました。

 

土曜日の夜に転送メールを送信しました。まあ、返事が来なければそれでいいや、程度の軽い気持ちでした。

 

すると月曜日の午後一番に返事が来ました。

 

「いつも大変お世話になっております。○○の○○でございます。お問い合わせいただきました件、ご連絡させていただきました。

 

確認致しましたところ、お客様は今回オンラインフェアにご参加いただいた先着○○○名様に含まれておりましたのでメールをいたしました。

 

メール記載のURLよりデジタルギフトをお受け取り下さい。

よろしくお願いいたします」

 

本物だったのです!

丁寧に(急いで)調べてくれて、当時のセミナーの申し込み時のweb画面のショット(先着○○○名様に1,000円相当のプレゼントと記載してありました)を添付して分かりやすく回答してくれたのです。

 

僕はびっくりすると同時に、ぶっきらぼうなメールを送ったことを反省し恥ずかしい思いになり、急ぎお礼のメールを丁寧に書き発信しました。

 

1,000円当選よりも、僕のメールを受け取った親会社の担当の人の、スピーディ且つとても丁寧な対応に感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

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教訓(反省として)

・迷惑・詐欺メールだと思っても、実は本物メールの場合もある

・何が偽物で何が本物かは分からない、見分けられないと悟る

・相手にメールを送るときは、それなりに礼儀正しくする

 

以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

迷惑メール、詐欺メールにはくれぐれもご注意を。