認知症本人の自覚について

 

過去のブログで、妻(認知症初期)の診察のときに、担当医師から僕が驚く質問をされたと書いた。その医師の質問は"認知症になってどう思われてますか?"だった。聞いたときは、いくらなんでもこの質問を認知症本人にするのは、余りにも残酷ではないかと思った。

 

 

 

 

ブログに実際の医師の質問を書く前に、僕の驚いた担当医師の質問は何だったでしょうか? 予想してくださいと書いた。いろいろと予想をしていただいたが、その中の2つのコメントを紹介させていただく。

 

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おかんちゃんさんからのコメント

「ご自分が認知症なのはわかりますか?」でしょうか?
それすら忘れることがあっても、自覚することも大切かと思います。
初期ゆえに、突拍子もない事件があったりします。
隆志さんがしっかり付き添ってらっしゃるので問題なしですけどね。

 

のんさんからのコメント

若年性認知症って? 意味わかる❓️
若年性認知症になってしまった事 悲しいですか❓️
ショック!て感じ ですか❓️
とか、、、かな、、
⬆️ これは うちの夫が、医師から 聞かれた質問ですが、、、

 

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いただいたこのコメントは、医師の妻への質問"認知症になってどう思われてますか?"と同じ趣旨だと思うので、予想は正解!と書かせていただいた。

 

 

僕は大切なことを気づきました!

 

 

認知症本人の自分の病気と症状への自覚・認識状態を知ることは、とても大切であること。とりわけ認知症初期の場合はそうだと思う。

 

本人はそれなりの自分の判断によって日々行動しており、その判断が正しければ(症状に見合うものであれば)普通の生活ができるが、間違っていればトラブル、事故の原因になりうる。担当医師にも、サポート者・介護者にも、認知症本人の自覚度・認識度を理解することが、治療方針の決定、日々のサポート・介護に大切だと思う。

 

そして、医師は、認知症本人とサポート者・介護者両方に、病気と症状について正しく、且つ丁寧に説明して理解させる必要がある。但し、その話し方や言葉には配慮が必要だろう。はっきりと理解させる必要はあるが、過大なショックを与えるのはどうかと思う。

 

以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

乙女山茶花です。

乙女椿にも似ていますね。