岩佐まりさんの本
「認知症介護の話をしよう」
アメブロでも活躍中の岩佐まりさん(以下まりさん)の本の紹介です。
2023年 2月発刊 日東書院
まりさんの言葉:
介護に正解はありません。
現実を知ることで前向きになれるヒントが、ここに詰まっています。
著者と本の紹介webは以下をご参考に。
詳しく紹介されています。
Amazonさん
紀伊国屋書店さん
岩佐まりさんの「介護仲間の方の語り+まりさんの解説」の形式で、介護の現実を知り、アドバイスを読み、明日からのあなたの介護生活に役立ててくださいと書かれています。まりさんを含め10人の方のストーリーです。
まりさんの言葉
介護をする人は、介護をされる人のために、幸せにならなければいけない。それが私の持論です。
本を読んで「愛情のある壮絶な介護」そんな感想を持ちました。10人の方のそれぞれの介護の紹介と、まりさんの解説として冷静・客観的な介護アドバイス。それぞれ全てに読みごたえがあり心に残ります。大変参考になり勉強になります。僕は感情移入してしまって思わずうるうるする場面も・・・。
介護をされているひと、これからされる可能性のあるひと、介護に興味があるひと、まりさんのことをもっと知りたいひとに超お勧めです。
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では、僕の印象に残った言葉・文章を少しご紹介します。
・認知症の人って、一番身近で、もっとも心を許せる人に乱暴になるんです。それ以外の人には、割といい恰好をしちゃう。認知能力が落ちているようでも、相手を認識して体裁を整えているんですね。
・カミさんはもう、僕のことを旦那だとは認識できなくなっていました。だも、僕が行くと本当にうれしそうにニコッと笑う。誰かはわからないけれど、一番好きな人だっていう意識は残っているんです。それだけで、僕は本当に救われました。
・介護に正解はありません。でも、家族が悩みぬいて出した結論は、どれも正解だと思いますよ。
・介護は、できない人が無理してやるべきではありません。続かないからです。
・在宅介護のコツ:よい介護をするためには、まず自分が幸せでないといけない。
・まりさんの恋バナ(?)もしっかり書かれています。初恋相手で中学生の時に一瞬だけかわいいお付き合いをした彼(元彼?)と20年ぶりに再会、告白を受け、即結婚へ・・・。安心してください。今のご主人です。
以上です。