第三次世界大戦前、中、後の各国と、その他 2011/10/20 13:06:15 


 1995年 幻視者(ヨーロッパ)


 中国: 中国は経済的に唯一の例外国である。かの国は成長し続ける。一人の賢い指導者が10億の国民を動かす。国民の要求は非常にささやかなもので、農業や現代西欧テクノロジーを備えた工場での安価な労働力によって、中国は膨大な富を得、その富は最新の武器を備えた軍備増強に使われるだろう。中国は超大国となり、多くの外来民族や少数民族の住む西欧諸国やロシアと違い、中国が日本のように単一民族であるということは、国にとって非常に御しやすいことなのだ。 (ロシアがヨーロッパを攻撃する時)中国は、間接的にしぶしぶとヨーロッパを助けるだろう。中国の軍隊は、中央ヨーロッパでロシアと戦う。ヨーロッパ遠征の途上で、中国は南に展開するロシア軍を破る。中国のたくさんの豆戦車は、ロシアの戦車より優秀である。ロシア軍は敗退させられる。 最初、中国とロシアは、オーストリア南部、そしてチェコ共和国、ダヌベの北で通常兵器で戦う。前線は三度突破される。一帯を破壊しつくす戦車戦で大勢の者が死ぬ。オーストリア南部とチェコ共和国においては、石のひっくり返らない所



ロシア: ロシアは政治的に安定を保ち、物質主義的である。ファティマで聖母が言われたようにロシアは回心しつつある、と言いつづける者たちは全くの無知と混乱した頭を露呈することになる。他の全地球的権力と共にロシアは無神論であり続ける。キリスト教徒が増えてさえ、このことには変わりはない。 ロシアの真の回心は第三次世界大戦後にやってくる。これがファティマのメッセージの唯一の真の意味である。第三次世界大戦前に、軍隊の指導者たちが権力を掌握するだろう。 西ヨーロッパの若者たちは、軍隊に入ることに関心がない。このことが到来する戦争において甚大な結果をもたらすことになるのだ。(戦争前には)アメリカ合衆国の軍隊はヨーロッパから完全に撤退し、ロシアをして事を起こしやすくさせるだろう。


 ドイツ: ドイツの経済力は尽きる。「経済的奇跡」は永遠に終焉を告げる。第三次世界大戦前にドイツ経済が復興することはない。ドイツはダメージを受ける。ドイツは全世界の会計係としての地位、再統一に要する費用、そして訪れる景気後退に対処できなくなる。税金は国民にとって耐えられないものとなり、生活水準は低下し、経済は荒廃する。


アメリカ(ニューヨークの壊滅): ニューヨークの破壊は、第三次世界大戦のあいだに起こることではないだろう。それ以前に起こる。 幻視者はその年を告げられない。(年を告げないのは神の理由による。) ニューヨークは、アラブ人イスラム教徒のグループの憎しみによって破壊される。それは第二次中東戦争 - それはさらに起こる - へのアメリカの参与と関係があるかもしれないが、いずれにせよそれはアメリカ人がアラブ人に対してなしたことの報復としてなされる。幻視者はニューヨークの破壊をつぶさに見た。 それは、オーストリア(注:オーストラリアではない)で晴れ渡った夏のある日のことである。正午だろう。 ニューヨークは、いくつかの核を用いた装置で破壊されるが、そのうちの一つは小さな核爆弾だろう。中心となる核を使った装置はおそらく船から発射され、そのミサイルは弧を描いて飛び、海に面して立つ高層ビルの後ろで爆発するだろう。そのビル群は瞬時にして瓦解はしない。核爆発によって生じる波動があらゆるビルを動かす。数度傾くビルもある。しかし、結果的にはそれらのビルも基から破壊されることになるのだ。もし、人がその光景を海から眺めたとするなら、それはまるで海に向かって歩いてゆく摩天楼が、地の中に消えてゆくように見えることだろう。 マンハッタンは完全に平になる。ニューヨークの郊外に被害は無く、ただニューヨークの中心部だけが破壊されるだろう。


ヨーロッパのラジオやテレビは出来事を伝える。あからさまな言葉で伝えるだろう。人々は、アメリカ人がアラブ人に対してしたことはひどいが、ニューヨークを破壊することはもっとひどいと言うだろう。 ニューヨークの破壊は、ヨーロッパに影響を与えることはない。ヨーロッパでは、戦争の兆しは表立ってみられない。 (管理人:これによって、半年程度の混乱が世界にあるようだ。以前書きましたが、世界の株式市場の崩壊は、ロシアのアメリカ攻撃によって起こるのであり、この事件ではそこまで大事には至らないようだ。)


火の雨: 第三次世界大戦前には、天体の動きがもっとも活発に見られる。それは、オーストリアでは、空に雲一つない晴れ渡ったある夏の日だろう。村の人々は興奮している。彼らは暗くなりつつある太陽を見上げる。それはサマー・タイムではなく、普通の時間のおよそ10時のこと。太陽が暗くなりつつある一方で、塵が地球を被う。それは通常の日食ではなく、われわれの大気圏のはるか彼方の一種の霧によるものである。 空は徐々に暗くなってゆく。初めは少しの星が見えるだけであるが、だんだん数を増して見えてくる。最初は西の空に星々は見え、それから北の空に見えてくる。東の空と、太陽が最後に見えた南の空に星は見えない。月は見えない。それは星の輝きわたる普通の晴れた空である。足元の見分けはつくが、何であれ読むことはできない。 突然、星が見えなくなる。漆黒の闇が地球を被う。数分が経過し、再び明るさを取り戻す。まわりの景色が判別できる明るさになる。太陽は見えない。東の空に、無数の白い点が見える。それは、東南東から西北西へと急速に移動して降る輝く火の雨のようである。それは、激しく地に降る霰(あられ)のようだ。その輝きは白から黄色に変わり、そして地に降る前に赤くなる。それは互いに50Mから100M離れて落下する。音はしない。 それが地に落ちると、塵か砂粒のように見える。子供の握りこぶしほどの大きさの物もある。村人たちは覆いをかけることもしなければ、恐れた様子もない。その塵が北西の空に見えてから地に落下するまでに要する時間は数秒、最大でも一分かそこいらである。


ひとたび塵が地に落下するとそれは再び輝きを発しだす。東から突風が吹きわたり、火事を引き起こす。火は煽られて大火事となる。草は燃える。森が燃える、畑が燃える。納屋、物置、農家の建物が燃え、家屋や工場も燃える。その日は太陽が姿を現すことはない。 輝く火の雨の原因は彗星にちがいない - 直接的にか間接的にか、その原因となるのだ。幻視者(本人)には分からない。それは夏の日、たぶん8月の前半だろう。それが起こる年は明かされてはいないが、1995年以降のどの年にも起こりうる。 農業: 小さな畑の持ち主は、それを売却してはならない。それらは安全である。今日の「化学」指向は長続きしない。


田舎に住む者たちだけが、戦争で生き残る。小さな畑を持つ者は幸いなるかな。 戦争前夜: 輝く火の雨は、第三次世界大戦が近く起こるという一つの警告と考えることができる。ニューヨークの破壊も同様だ。サウディ・アラビアを含むアラビアの地で起こる中東の武力衝突 - 核兵器は使用されない - でさえが、勃発する大戦争の一つの印である。アメリカ合衆国はサウディ・アラビアの油田に侵入するが撃退させられる。 第三次世界大戦前には、エネルギー危機はその頂点に達する。 第三次世界大戦直前に、東ヨーロッパ、南東ヨーロッパから西ヨーロッパに何百万人の人々が流入する。


アメリカの軍隊の大半がヨーロッパから撤退するのと同時期に、あるいはその少し後に、ヨーロッパの混沌が始まる。 第三次世界大戦の間、アメリカ合衆国は頼りにならず、中国は例外。不道徳、隣人愛の欠如、そして徴兵拒否が趨勢を占める。西ヨーロッパに於ける戦争は、それら全てに対する罰となる。 ロシアは再び独裁的共産主義に支配される。彼らは自分たちの「平和的共存」を西側に再確認し、多くの西ヨーロッパ諸国はそれによって目をくらまされる。 その他: (第三次世界大戦の)武力衝突は、約二年続く。 ヨ-ロッパの半分と世界の半分は瓦礫の山と化す。 ロシア軍の誰一人として故郷を再び目にする者はいない。 世界中で生き残った者たちには何も残されていない。地球上の約60億の人口のうち、おおよそ6億人が生き残るべく選ばれる。