とにかく、体も頭も思うように働かないのだ。

昨日も、一人で夜勤してて、全然仕事がはかどらなかった。

店長もそれを察したのか、

仕事が終わってから、残飯の処理をしていたら、

「今日はどこか調子悪いの?」と聞かれたので、

「今日だけじゃなくずっとです。

 実は重度の糖尿病なんです。」と言って、

今月いっぱいで辞めさせて欲しい旨、伝えた。


あと、オーナーに電話で伝えなければいけない。


辞めたいのは、糖尿病だけが原因ではない。

仕事が全然面白くないのだ。

店長ともそりが合わない。

あまり、できる店長ではないのだ。

仕事のできないアルバイトのことを、ボロクソに言うのだ。

そして、そのバイトはいつのまにかいなくなる。

できるバイトばかりなら、店長などいらない。

できないバイトをいかに使えるようにするか、

それも店長の仕事のひとつなのだ。


俺もTSUTAYAや宮脇書店の店長時代、

できないバイトを切ったり、社員を飛ばしたりした。

ただ、すべてのできないバイトを切ったわけではない。

そのまま使い続けたこともある。

教えれば、できるようになる場合もあるのだ。


今の店長は、批判はするが、教えようとはしない。

ああいうふうにボロクソに言ってるのを聞くと、

俺も影では同じように言われてるのではないかと思う。


おまけに、発注は無茶苦茶。

コンビニの発注がむずかしいのは承知しているが、

なんでこんなもん発注するんだという商品が入ってくる。

それを出すのに一苦労するのだ。


まあ、俺の体調がベストじゃないから、

余計そう感じるのかもしれないが・・・。




今、オーナーに電話した。

引き止められたが、もう疲れたよ。

本当は今すぐにでも辞めたいくらいなのだ。

これで、目処がついた。

ただ、まだ1ヶ月ある。

あとは体が持ってくれることを祈るだけだ。


ラーメン屋に騙されてこっちへ出てきて、

何もいいことはなかったなあ。

親父の死期も早めちまったし・・・。

実家に帰って、一からやり直しだ。


さあ、そろそろ寝ないと、今晩も夜勤だ。