毎日のように、中高生の自殺のニュースが飛び込んでくる。

悲しいことだ。

確かに、イジメという辛い現実はあろう。

しかし、全国にイジメられてる人間は山ほどいるはず・・・。

子供だけに限らず、大人社会でもイジメはあるだろう。


なのに、ほとんどの人は自殺には至らない。

自殺する人としない人の違いはなんなんだろう。

うつ病による自殺とイジメによる自殺は違う気がする。


うつ病の場合はだんだん自分を追い詰めていって、

結果として自殺という行動を取る。

イジメも長期に渡っている場合は、

最終手段としての行為かもしれない。

しかし、最近の自殺報道を見ると、

発作的な自殺が多いような気がする。


今の子供たちは、

間近に死を体験することがないのではないか?

死が何を意味するか、わかっていない気がする。


俺もうつ病がひどかった時、

死にたいと思ったことは何度もあった。

実際、飛び降りようとしたこともあった。

でも、なんとか思いとどまった。


それは、死んでしまえばすべて終りだということだ。

それ以上悪くなることはないかもしれないが、

良くなることもない。

生きていれば、何が起こるかわからない。

今よりもっと薔薇色の未来が待ち受けているかもしれないのだ。


もう47才になる俺だが、

もしかしたら、すばらしい未来が待ち受けているかもと思って、

今の苦しい仕事を続けている。


中高生のみんなには、まだまだ長い人生があるのだ。


きっといいことがある


そう信じて生き続けて欲しい。


今の子供たちには、

悩みを打ち明ける場がないのかもしれない。

俺の一つの夢は、

そういう子供たちのために、

フリースクールを作ることである。

しかし、それはそう簡単にできることではないし、

自分一人でできることでもない。


死んでしまえば、夢を叶えることはできない。

生きてさえいれば、

もしかしたら、夢を叶えることができるかもしれないのだ。

だから、苦しくても生きていこう・・・。