長渕剛 7年ぶりのNEWアルバム BLOOD 発売! | 死ぬほど生きろ!

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神戸在住うた唄い貴志TAKASHIが日々、感じたこと、共有したいなって思ったことなどを書いてます。
心に響く唄が好き。
そんな唄を歌う男性シンガーソングライターを推しがちな傾向にあります。

はい、おはようございます。

昨日、届いてました。

FC版 BLOOD

同時期に最高4つのファンクラブに入ってたことがあるワタクシですが、ある時、ゆっくりやめていき、今では長渕剛さんだけにしてます。

長渕剛カードが毎年、勝手に更新しよるんですよね(笑)


思えば、小学生の頃。

当時流行ってたドラマ 家族ゲーム の主人公吉本役の長渕剛を見たのが始まりでした。主題歌の 

Good-bye 青春 

のレコード(ドーナツ盤ってやつ?)、新宿駅のデパートまで独りで買いに行きました。

生まれて初めて買ったレコードでした。

そこから、長渕剛一辺倒ではありませんが、ずっとファンです。

初めてのライブは、実はちょっと遅くて ふざけんじゃねぇ の頃。

一般チケット買えたので行きました。

Captain of the ship の頃にチケット買って、ライブ会場まで行ったんですが本人の体調不良で当日中止。

その頃、世間では国生さゆりとの不倫などが騒がれていました。実は国生とのことで中止になったんでは?的な意見もあったり。とにもかくにも自分の長渕剛初ライブが見れなかったこと、かなり残念でした。

なので、当時入ったFCは更新せず1年でやめてしまいました。

その後、YAMATOの頃に、こりゃもう一回入るかってことで、そこからFC続けてます。


個人的なことはこのくらいにして、新アルバムに話を戻します。


昨日、帰宅後、まず一通り聴きました。

ジャッキーレディ BLOODが好きかなが第一印象。

今回の全10曲。ライブや先行などで4曲は聴いたことありました。

長渕剛はシングルも良いですが

アルバムにこそ名曲が眠っている が持論なんでアルバムの一曲も聴き逃せません。

インタビューでご本人が言ってましたが、このアルバムは BLOOD のコンセプトで作ったわけではなく、アルバムの為に曲を並べていって、何か足りないってことで、BLOOD を作って表題曲にしたそうです。

アルバムってベストアルバム的な寄せ集めと、アルバムコンセプトがあり、最初から最後まで通して聴くことにより1つのストーリーになってる作りの2パターンあります。

今回のアルバムは前者なんですね。

別にどちらが良くて、どちらが悪いわけでもなく、ただ分類すればって話です。


さて、やろうか迷いましたが、全曲解説(感想)やりましょう。

個人的な意見なんでご了承下さい。


1.路上の片隅で

前作BLACK TRAINのようなバンドサウンドから。

路上 ってあまり歌ってこなかったような?

庶民、貧困層の怒りを代弁してくれてるような唄。

ギターリフが往年の長渕メロディーって感じです。

アルバムのスタートを感じさせます。


2.ひまわりの涙

一転、アコースティックバンドサウンドです。マンドリンかな?これが長渕色出してる気がします。

最近よく言ってる、『僕の唄は弱虫の唄です』かな。


3.ジャッキーレディ

また、一転して激しめなロックサウンド。

ジャッキーさんは長渕剛のバックボーカルを務められた女性シンガーです。

何年か前に亡くなってしまいました。

彼女の唄です。

Juckie ready 

ジャッキーレディ のレディは女性かと思ったら、readyの方でした。ダブルミーニングかも。

後半のサックスと女性ボーカルの掛け合いが素敵。

この曲、初見でカッコいいなって思いました。


4.FaceTime

長渕剛がFaceTimeについて唄ってますよ。

私もAndroid派だったんですが、今度の日曜にiPhoneに変える予定です。FaceTimeってApple系のメッセージアプリですよね?

昔、携帯電話のCMやってました。

ガラケーの頃、偶然同じ携帯を使ってることをFC会報で知り、ちょっぴり嬉しかった。

しかし、FaceTimeで3時間も暗がりの駐車場で誰と話してたんでしょうね。

相手が気になります。 

この曲もまたスローなテンポです。


5.いいんだよ ばーか!

この曲はTV番組で少し前に初披露してました。

音楽の日だったかな?ちがうかも。

アップテンポ、スローテンポ、アップ、スローと来て、スローな曲が続きました。

TVで見たときは深めのフードかぶってなんか珍しい格好で唄ってるなと思ってました。

今回のアルバム、全編長渕節と言うか、彼のよく使うワードがあります。

『僕は僕らしく 君は君らしく』

シングルしゃぼん玉で唄われた

『もっと俺は俺でありますように

もっと君は君でありますように』

ここに通じます。

良い唄です。


6.黒いマントと真っ赤なリンゴ

アルバムリード曲として、先行で配信やメディア露出されてきたこの曲。

初めてMV見た時は正直、嫌いでもないけど、くらいの感じでした。

でも、その後、ファーストテイクでアコースティックギターバンドバージョンを聴き、こっちは結構良いぞ

って思ってたら、だんだんMVバージョンも好きになってきました。

バンドメンバーでリンゴの被り物をしながら、振り付けしてるお茶目な長渕さんたちが見れます。

バンドと言えば、ドラムに矢野さん帰ってきたのが嬉しい。


投げつけられたそのリンゴは踏み潰されて転がった♪

踏み潰されてるのに転がる?的なツッコミは無しですね。

今回の10曲の中からなら、アルバムリード曲は、やはりこの曲が相応しかったかなって感想です。


7.ステンドグラス

これはきっとラブソングだと思うんですけど、彼はいまだに恋愛してるんでしょうかね。

してそうですよね。

女性好きですもんね(それは悪いことではない。ただ奥様いるので、世間的には不倫と言います(笑))。

ご結婚後も数多くの秀逸ラブソングを出されてます。

そして、そのラブソングは 嘘とか裏切り とかのワードがよく出てくるからやっぱり不倫の唄?

石田純一氏は『不倫から生まれる文化もあるんだから』って名言(迷言?)残してます。

ヘッドフォンでじっくり聴いてると、音の作り込みがよくわかります。

一流の機材、技術、そして人。で作られてるので、クオリティ高いものができるのは必然なんでしょう。


8.ZYZY

この曲と次の曲はライブで先行公開してました。

長男が産まれて、そしてまたお孫さんが産まれて、命は血は連鎖していきます。

スリーフィンガーがベースのこの曲は彼の真骨頂。

バンドが絡んで心地好いサウンドです。

初めてのお子さんが産まれた事を唄った NEVER CHANGE は名曲でした。

通ずるものがある気がします。

長渕剛が俺は世界一のおじいちゃんと唄うときが来るなんて、なんか意外で面白いですねぇ。


9.ダイヤモンド

ライブで披露してた頃と、だいぶアレンジ変えてきた気がします。

これまでの自身の道のりを振り返っている。

昔、自分の唄は怒りから生まれてるって言ってました。怒りはあるけど、怖さから弱虫になり、それでも覚悟があるから、

もう負けない 強くなるんだ 絶対に♪

と唄う。

俺は100キャラットのダイヤモンドさ♪

色々言われても、やっぱり長渕剛は日本のレジェンドであり、スーパースターです。


10.BLOOD

あまり縁起でもないことを言いますが、なんとなく下手したらこれが最後のオリジナルアルバムになるかもしれないって、このアルバムが出ると聞いた時にちょっぴり思ってしまいました。

人は、生き物は、いつか必ず終わりが来ます。

先ほどのダイヤモンド、そしてこのBLOODの流れを聴いて、余計に思ってしまいました。


この唄は、奥様に向けてかな?それとも彼を愛するファンや人たちに向けて?両方なのかな?


最後の 最後の 時

わかって もらえたら いい

光る 海の ずっと向こう

わがまま ばかりで ごめんね♪


これは奥様へのメッセージであって欲しいかな。


昔、ROCK ONって言う長渕剛ファンスペース、記念館、カフェみたいなところが原宿にありました。

当時、偶然、千葉で働いてました。

第三回弾き語りコンテストがあり、それに応募して、出してもらえました。だいぶ独自な くそったれの人生 を唄わせてもらった。

もちろん、優勝はできなかったけど、ベスト8に残れて満足です。

メダルももらえました。

その時、ご本人にはもちろん、会えませんでしたが(たまに来られてたんですよね)、奥様志穂美悦子さん

が途中から来られて、

長渕家のカレーを振る舞ってくれました。

長渕剛の胃袋を支え続けたお味、堪能させてもらいました。


でも、まだまだ命あるかぎりは、唄を作って欲しい。

リアルな生活では世間のイメージを考えて、あまり長渕剛ファンだと大公言してません。

でも、世間のイメージなんて関係ない。

今でも覚えてるあの日のデパートでドキドキしながら、あなたのレコードを手にしたあの時。

きっと最後の最後まで追っかけていきます。 


アンチもいるだろうけど、彼の唄、存在に勇気付けられて、助けられて、人生変えられた人達もごまんといるでしょう。

日本の宝 長渕剛。

あなたと同じ時代に生きれてラッキーでした。


では、また。

今度のライブ行きます。

今回は体調整えて、最後まで見ます。


長々と最後まで読んで頂いたあなたにありがとうございます。


長渕剛に感謝‼️‼️‼️



追記 このアルバムでオリジナルアルバムは最後かも?

なんて本文中に書きましたが、

VIRGO & LEO RECORDS
レコードレーベル設立してました。
まだまだ次回作、期待できそうです。
アルバム今回は七年ぶりだったけど、もう少し早いスパンで新曲聴きたいです!

彼は30歳前後くらいから、生と死について特に語られてました。
このアルバムが最期かもって意識が少なからずはあるんじゃないでしょうか?
繰り返しになりますが、9.10曲目の流れは少し遺書めいたものを感じます。

長生きしてもらって、まだまだ皆を鼓舞する生き方を切に願ってます。