昨日、日銀第一回政策決定会合が開催され異次元的政策発表がありました。
現在市場流通しているお金130兆円を1年半で270兆円に、三年ベースの債権を七年べースに
リート物も購入額を倍増・・・
経済学における景気刺激策を粗全て織り込んだ内容に・・・
昨夜の夜間取引における株式市場も日経平均12900円台に反応、本日は一時13000円台に・・・・
アベノミクスも壮大な市場経済の実験場と踏み出しました。
世界のバブル景気は『30年周期』説も現実味を帯びてきました。
しかし・・・・
アベノミクスと騒がれているが、昨日までの実弾投入はまだない
口先介入だけで、市場が反応しています。
以前に国債のデフォルトに関する記事を書かせていただいたことがありますが、経済動向は「過半を占めるマインド」によって左右されます。
そのマインドを疑似的に操作することから始まっているアベノミクス、バブル化計画を果たした後の完璧なシナリオは持ち合わせていないように感じるのは私だけでしょうか?
数年間の好景気を感じたその後に日本経済の崩壊を予感しました。
バブル景気、ITバブル、ミニバブルで良い思いを経験した人達の内の20%以上が後の数年、数十年大変な生活を強いられています。
いつも梯子を外すのは政府で、しかも突然・・・
金融の世界では、中国政府となんら変わらないことが平然と行われているのです。
不動産会社の50代の社長達は、戸惑っています。
今度失敗したら、年齢的に再起不能だからです。
不動産においては一般の方が購入側で参加できるのは来年ゴールデンウィークくらいまでだと予想しがちですが、今回の不動産バブルは比較的時間がかかるとみています。
なぜなら・・・
起こるべくして起きるバブルでないので、零細企業は資金余力が乏しく、金融機関から借り入れなければならない。 ミニバブル時に貸しはがしを経験済みの経営者のほとんどが50代
踊りたいけど、踊らされてなるものか!!とも思っています。
一般の方は地価が明確に上がり始めないと購入意欲が湧きにくく、相場が上がり過ぎると金融機関から融資が受けられず・・・
一般の方が不動産で利益を得るのは難しいのでないでしょうか?
来年5月くらいからは消費税の絡みもあり土地ころがし的な業者間売買が主流となり、不動産バブルを助長する動きにはなるでしょう。
行き過ぎると、不動産業者に貸し付ける金額に金融庁などから規制がかかり、梯子を外します。
それが怖くて戸惑っているのです。
以前のバブル崩壊時のような総量規制と税によるコントロールしか考えていないのであれば終わりですね。
バブル化著しいもの予想
原子力に代わる代替エネルギーのエネルギーバブル
ジャパンマネーによるアセアン諸国の地価バブルを誘発
円高終焉による輸出企業の急成長
このバブルの崩壊後には恐ろしい日本が待っていると思います。
想像してみました。
警察官より犯罪者が多い世の中、外国人にビザを発給し税収を得る政府(お金でビザを売る)
賃貸不動産、オフィスビルのオーナーのほとんどは外国人
英語の公用化
老人を敬わない(敬えない)社会
国債のデフォルト
社会保障、社会福祉を行えない行政
インフレ、バブル景気の後遺症による貨幣価値の減少
驚異の円安
こんな結末にならなければ良いのですが・・・