ゲームハードが投資、と感じる理由 | 元もじぴったんプロデューサーの生の知恵ブログ

ゲームハードが投資、と感じる理由

ゲームハードを購入するお客様に話を聞いている時に、ゲームのハード(プラットフォーム)を購入する事を「投資」というシーンに何度かあいました。


何故「投資」なのかを考えると、次の二つの大きな理由がありそうに思います。


(1) 投資したハードウェアのお金は、段々回収していく

ゲームハードは高額で、1本のゲームソフト、数回のゲームプレイだけでは元が取れない、という意識があるのかと思います。


(2) 投資したハードウェアのお金分、回収できない、元を取れない可能性がある

今のようにゲームのハードウェアが複数出ている場合、自分が欲しい、遊びたいと思っているタイトルがそのハードで出るとは限りません。


ですから、回収できない可能性も含めて「投資」と言う表現をしているのではないかと思います。


購入したハードが高ければ高いほど、後に不安を感じます。

自分が購入したハード以外に自分が欲しいソフトが出たりすると、そういった不安が高まります。


ハードが高額なので、仮にゲームソフトが出なくても楽しめるような「保険」をハードに求める事もありますね。

AV機能とか、実用的に使える何かの機能とか....


今の高額なゲーム機は相変わらず購入前にお客様に「リスク」を負わせているという側面を持っています。


もしゲーム機の値段が下がったら全部買えばいいのか...というのも違う気がします。


ここでは、ハード(プラットフォーム)の話をしましたが、実は高いゲームソフトを購入するのも、同じく「投資」という感覚をお客様が持つ事があります。


そもそも、購入前に楽しめないかもしれない、という「不安」があるという事が実は問題で、商品を作る側は、その不安をどうやったら小さくできるのか、という事について知恵を絞る必要があると思っています。