宇都宮駅から鬼怒川温泉駅までのアクセスの悪さは何とかならないか? | 模工少年の心

栃木県日光市に位置する鬼怒川温泉は、鬼怒川沿いに約40軒のホテル・旅館が並び、泉質も良く、最近も東武鉄道が特急用の新しい豪華車両スペーシアXを投入するなど、関東地方では箱根と並び魅力的な行楽地です。


浅草駅14時発のスペーシアX7号の鬼怒川温泉駅着は16時03分で、所要時間は2時間を少し上回るという近さです。

 

そんな感覚でいましたので、15時半過ぎにJR宇都宮駅を出れば、17時には鬼怒川温泉駅からタクシー10分の予約してあるホテルにはチェックインできているだろう。と思っていたのは大間違いでした。

(日光線今市駅にて E131系)

JR宇都宮駅から鬼怒川温泉駅までは、日光線今市駅から東武鉄道下今市駅を経由するルートでおよそ33Kmあまり。

ざっとそう思うのも自然だと思うところですが、実際には、鬼怒川温泉駅に着いたのは、18時13分。

 

浅草からよりも遠く感じます。

 

他にも、JR今市駅から鬼怒川温泉行きの日光交通バスを利用すれば少し早く17時44分に到着することかできます。

(しかし、このルートは「乗り換え案内」で料金順で見ていたため見つけることが出来ませんでした)

 

他にルートとしては、鹿沼〜新鹿沼(この間2.4Km徒歩かタクシー)乗換、さらに、宇都宮駅西口から関東自動車バスで鳥居跡町バス停(新鹿沼駅近く)経由というのもありますが、いずれも鬼怒川温泉到着は18時13分で変わりません。

 

頑張っている鬼怒川温泉ですが、一方で旅館、ホテルの廃業が相次ぎ心配な面もあります。

東京との単純な往復という旅行プランではなく、宇都宮市、更には今市市、鹿沼市をも巻き込んで、経由地ではなく観光目的地として観光インフラの開拓を進めて、地域全体で観光を支えるという取組みがあれば変わるような気がします。


今回、そのような宇都宮〜鬼怒川温泉のアクセスの悪さゆえ、到達には時間がかかってしまいましたが、東武下今市駅でC11325機に出会えたのは大きな収穫でした。



DE10牽引EL大樹号も

駅ホームの夕景のムードはいいですね

昭和を思い起こします