八丈島へ 飛行機か船か | 模工少年の心

東京(起点は日本橋でしょうか?)から直線距離で280km離れた離島である八丈島に行ってみたいと思ったのは、4月末に竹芝桟橋で海を見たからです。

 

5月の大型連休中家の近くの駒沢公園で開かれていた「餃子フェス」の混み合っている様子を傍から見ていて、静かなところに行きたいとも思いました。

 

祭り好きもわかりますが、「混んでいるから行ってみよう、並んでみよう」という考え方には、近頃どうも立てません。

 

八丈島へのアクセスは、ANAの定期便が羽田空港〜八丈島空港を1日3往復、所要時間は片道55分です。

 

また、船便では、東海汽船の橘丸が1日1往復。

こちらは、竹芝桟橋から出ていて、所要時間は片道約10時間20分となっています。

 

55分と10時間越えとでは、あまりに違いすぎて、所要時間で比較して選択するということにはならないでしょう。

どのような旅をしたいかで決めることになると思います。

 

今回は、現地でのんびりする時間をとりたいということで、往復航空機利用と決め、6月8日(木)から9日(金)まで、1泊2日で八丈島に行きました。

 

初日は曇り空ながら、気持ちよく島内あちこちを観光することができました。

 

しかし、2日目は、明け方から台風3号の影響により大気の状況が不安定となり、強い北東の風が吹いていて、航空機が島に来ないのではないかと、心配になりました。


八丈島空港発は、第1便が9時。そして第2便が13時50分となっています。

 

8時前に、第1便が欠航との決定がされました。

 

となると、予約していた第2便をそのまま待つか、飛行機をキャンセルして船で帰るか。

 

どちらかの選択を迫られることになりました。

 

泊まっていたホテルには、飛行機から船に変えたお客さんもかなりいらっしゃったようです。

 

船はホテル近くの底土港を9時40分に出港します。

 

八丈島空港は、霧が発生しやすく、国内でも屈指の離着陸が難しいそうです。そのため、条件付き運行や引き返し、欠航が生じることもよくあります。

 

さて、どうするか。


前日に立ち寄った土産物屋さんに島出身のお店の方がいらして「八丈島空港に駐機設備がないので、羽田から島に飛行機が着いたら、必ずその日のうちに羽田に戻る便も出航する」との話をきいていました。


そんなこともあり天気予報を入念にチェックして、第2便にかけることにしました。

 

そうと決まれば、後は天に任せるしかありません。

 

この選択が吉と出るか、凶と出るかわかりませんが、港に行って橘丸の出航を見送ってきました。





その後、幸い第2便の運航が決定して、良い判断ができたことになりました。

 

ゆっくりと港を出る大型船と爽快なジェット機、どちらも魅力的な乗り物です。

 

航空機の機体は、ボーイング737-800で、主翼の先端が上に曲がっているのが特徴です。

 

飛行場には、(おそらくどの空港にも)展望デッキが用意されています。

 

展望デッキに上がって、 羽田から到着したB737-800が着陸からタラップに横付けされるまでを眺めてきました。






主要な鉄道駅にも、こうした安全に列車を見学できる施設があればいいのに!と思うことがよくあります。

 

東京は今日も雨天です。先週木曜日に傘をささず観光できたのは、やはりラッキーでした。

 

八丈島の観光資源についても、書いてみたいと思います。