セラ1 に石炭を積みました | 模工少年の心

ワンマイルのセラ1 に積荷の石炭が積まれていないのは、やはり面白くないですね。

 

石炭は、シーナリー材料として市販されているものがありますので、それを車両にたらふく積めば、積荷は簡単に出来上がります。

 

しかし、製品がとても良い感じなので、車両に直に石炭を載せ、固定してしまうのは気がひけます。

 

それで、着脱式にすることにしました。

 

SLのテンダーに積むのと全く同じ方法でフラットな底板を別注し、それに石炭を積んで着脱式にするのです。

 

石炭車のような妻板が末広がりになっている構造だと、底板を作成するとき、横幅は車両の内法ジャストに、縦を微妙に長さを調整することで、積載量に変化をつけることができます。

 

どの車両も同じ積載量では面白くなく、微妙に違っていて、個性を発揮させてあげたいですから。 

 

ベースとなる底板には、扱いやすい白ボール紙を用い、作業は、石炭を指で摘んで、上からパラパラと撒いていくだけです。


もちろん撒かれた石炭が固着するためには、接着剤を使う必要があります。

 

いろいろな接着剤を試した結果、石炭を撒く前にざっと敷いておくのに、ゼリー状の瞬着を使い、以降は液体の一般タイプの瞬着を垂らすというのが良いように思いました。

銘柄等は、こだわりなく経済面で優位なもので十分です。


瞬着が乾いたら、底面のボール紙に0.3mmのプラ板を裏張りし、黒のラッカースプレーを吹いて完成です。

違和感がありますが、ないよりまし、ということで我慢します。


12月25日、今年最後の日曜日に2ヶ月ぶりとなるM氏邸運転会にセラ1を10両と、9600形2両などを持参し参加しました。


9600形に加えて、中村精密のED29凸型電機(これは三池鉄道タイプでいい感じです)、アルモデルの自由型箱型電機2両を一緒に持っていきました。






9600形は、いずれも天賞堂製でデフ無し、デフ付きですが、北九州に配置されたことのあるナンバーであるかどうか、ノーチェックです。

 

それはそれとして、セラ1 に石炭を載せたのに、9600がノー石炭でテンダー底面がまっさらというのは、まことにお粗末した。

 

どちらの9600も快調に牽引してくれましたが、途中からポイントで止まってしまうことがありました。

 

集電不良が原因のようです。

また、課題ができてしまいました。

 

いつまでたって、製作中、要調整が続くばかりです。

来年こそは、とは思いますがどうなることやら。

 

皆さま、よいお年をお過ごしください。