古典テンダー機にピッタリのアルモデル オープンデッキの客車(3) | 模工少年の心

アルモデルのオープンデッキ、ボギー客車の製作の続きです。

下回りの組立まで出来たところで、少し足踏みしていましたが、数日前からようやく重い腰を上げて再開しました。

まず下回り全体を黒で塗装しました。


台車については、市販の日光モデルのTR20または、TOMIXのTR41の中からどちらかを選んで取り付けるよう指定されています。

TR20の方が似合うのですが、品切れとなっており、どこを探しても見つかりませんので、消去法でTOMIXのTR41になりました。


黒メッキのスポーク車輪が美しく、転がりも軽やかで、床板に仮止めしてみると、とてもいい感じです。


ボルスターは、キット付属の真鍮製のパーツを使用しました。

台車の取り付け位置は、車輪が床板スレスレで、ギリギリ接触しない絶妙な高さです。

重心が下方にあり安定した印象ですが、台枠と接触するため左右動が制約されてしまいます。

 

台車枠がプラスチックで絶縁に問題はありませんが、小回りが可能であることを採り、スペーサーを噛ませて1ミリ嵩上げしました。

スペーサーに用いたのは、エンドウのスペーサー&ビスセット(品番5620)です。

 

昨日からオリンピックが始まりましたので、今日はテレビを横目に、床下機器の工作を行いました。

 

さて、この客車にそもそも床下機器を付けるものなのか?

資料がなく、よくわかりませんでした。

エアーで作動させるブレーキ装置を備えている車両であれば、ブレーキシリンダーとエアータンクが付いていないとおかしなことになります。


また、車内の照明に電灯を用いていたら、蓄電池箱も必要になります。

 

さて、どうしようかと思いましたが、エアーブレーキ付き車両を想定して、ブレーキシリンダーとエアタンクについては、取り付けることにしました。

取り付け位置もよくわからなかったので、両機器を車両の中央に左右に振り分けて取り付けるようにしました。



取り付け方は、最近よくやる、プラ板(今回は1ミリ厚)で床下機器ベースを作り、ベースに機器を接着剤止め、ベースをビス止めする方式です。

 

あと残るのは、ポディーの塗装と窓枠の取り付けなど、完成が見えてきました。

これ以上間延びさせず、手早く行いたいと思っています。


(昨日、家族が自宅近くで撮ったブルーインパルスです。私は出掛けていて、出先の武蔵小杉では見れませんでした。)