模工少年の心

PLUMというメーカーから、1/80スケールのプラキット2車種が新発売されました。


早速購入し、まず、小型機関車(凸型グリーン)の方を組み立てました。

(説明書の制裁されている画像では、色入れが素晴らしく、この製品を魅力的なものにしています。)


小型機関車と謳っていますが、形状から判断すると、線路の保守作業や軌道補修・資材運搬などに使う小型の動力付きの車両がモデルであり、いわゆる「モーターカー」と呼ばれ、「鉄道車両」ではなく、「機械」に分類されるものです。


もちろん、電気車ではなく、ディーゼルエンジンを動力としています。

どこかの鉄道会社が本線を走らせる鉄道車両として運用されるなるば、ディーゼル機関車になるわけですが。


さて、説明書にあるように、「サクッと工作!」が進むというのは、間違いではありません。

接着剤が乾く時間も含めて、3時間もあれば、素組みはできます。


ただ、プラモデルの組立に熟練していない自分には、バリを削る過程などがあり、思うほどサクッとできた、というわけではありません。


それと、実車の諸元を探ったわけではありませんが、車幅、全高とも、少しオーバースケールではないかと感じました。


塗装については、プラの地色も、けっして悪くはないのですが、私としては、質感を改めるために、塗装はすべきと思います。


作りながら、プロトタイプを探り、どんな仕様にまとめようかと頭を捻っている時間が楽しく、ネットや雑誌で探します。

(本来なら全て決めてから製作に入るべきですが、やりながら考えることがよくあります)


それで、組み立て途中のモデルと照らし合わせて、一番似ていたのは、日本車両製の東京セメント輸送という会社にいたDB251という車両です。


写真で見ると、小豆色か黄色に塗装されていたようです。

しかし、今回は製品をリスペクトし、ライトグリーンに塗装しようかと思っています。