午後入試・第2回以降入試の”偏差値高過ぎ問題”について、

これまで勝手にメスを入れて来ましたが、
いよいよ数値をオープンにしてさらに実態を暴きたいと思います。

 

注:いつもの妄想ですので、信じるか信じないかはあなた次第ということでw

 

 

まずは、誰もが避けて通れない、

 

 

 2月1日午後入試ランキング!!

 

 

以前紹介した「リアル偏差値計算式」で実際の偏差値を出しました。

 

簡単におさらいします。

 

  1. 日能研の「受験者志望状況」から各入試ごとの「志望者平均偏差値」をチェック
  2. 昨年の合格者実質倍率を見て、数値補正
  3. 日程が後ろのほうなら、日程補正

 ⇒これで想定リアル合格最低偏差値のできあがり!

 

 

 ※詳しくはこちらのブログ↓

 

 

 

日能研のR4偏差値と、このリアル偏差値との差を

ランキングにして発表していきます。

 

諦めかけてたあの学校にも手が届くかも!

 

 

 

  6位〜10位

 

 

10位:鎌倉学園・算数 R4 61⇨リアル 57.9

 

9位:東京都市大学等々力 R4 57⇨リアル 53.7

 

8位:国学院久我山ST① R4 57⇨リアル 53.4

 

7位:開智日本橋学園・特待 R4 58⇨リアル 54.3

 

6位:桐蔭学園①午後 R4 53⇨リアル 49.3

 

 

いかがでしょうか。

マジか、いけんじゃね?

という気がしてきますね~

 

 

 

 

  5位〜1位

 

 

ではいよいよベスト5です。

 

5位:世田谷学園・算数 R4 62⇨リアル 57.9

 

4位:東京農業大学第一① R4 60⇨リアル 55.0

 

3位:淑徳・東大選抜① R4 55⇨リアル 49.9

 

2位:広尾学園小石川② R4 61⇨リアル 55.4

 

1位:三田国際学園ISC② R4 56⇨リアル 49.0

 

 

栄えある乖離1位は、三田国際となりました。

これなら狙える笑!

 

ちなみに、10/30実施の日能研合判模試の「受験者平均偏差値」を基に出した数値です。

わりとリアルだと思います。
が、信じるか信じないかは、お任せします笑。
 

つくづく思いますが、日能研などの塾が出してる偏差値って、

 

やっぱり実態よりも高い!

 

と思います。

 

 

おまけ

 

では、R4偏差値とリアル偏差値の差が少なかったランキングです。

 

 

 

  ワースト(と言っていいのか…) 1位〜3位

 

 

3位:東京都市大学付属② R4 61⇨リアル 60.0

 

2位:青陵①B R4 54⇨リアル 53.8

 

1位:巣鴨・算 R4 63⇨リアル 63.1

 

 

ここは、素直にこの偏差値に至るくらい勉強しましょう泣

でもこれって、ある意味、塾側の評価が低いてこと…??

 

 

ま、結論としては、塾の出す偏差値にはいろんな要素が含まれているのでしょうね…

 

 

どっちにしろ、午後受験・2日目以降の入試には、「受かったけど行かない」子が多く含まれるから、

予想と実態とは乖離出ますよね。

 

 

教訓:午後受験、偏差値にビビらず、攻めましょう!

 

 

 

 

 

予告:次回は2/2受験の実態を暴きます笑

 

 

「リアル偏差値」算出方法はこちらのブログで↓

 

 

 

「午後入試」「第2回(以降)入試」偏差値高過ぎ問題…

 

 

「午後入試」、「第2回(以降)入試」の偏差値って、明らかに高過ぎるんじゃないかと常々思ってまして…。

 

以前のブログでテーマとして掲げましたが、化けの皮は剥がせず、

すっかり投げっぱなしになってました笑い泣き

 

それから試行錯誤を繰り返し、やっとゴールらしきところへたどり着いたので、

ここで発表いたします!

 

 

 

いつも通り、完全無欠の仮説フィクションワールドですw

 

 

 

では早速「リアル合格最低偏差値」出していきましょう。

 

 

  STEP1 志望者平均偏差値を抽出

 

日能研模試の結果として送られてくる冊子に

 

 

 

「志望者平均偏差値」

 

 

というスコアが載ってるものがあります。

その名の通り、その模試で志望登録した学校ごとの平均偏差値です。

 

これって中学受験偏差値界ではかなりのレアキャラ、「リアル」です(のはずw)。

偏差値の世界はどこもかしこも「予想」の数値ばかり…。

毎年受験後に出る「結果」偏差値も、結局のところ塾が算出したものでリアルではありません。

 

そこで、このリアル数値を、

「志望者平均偏差値=合格者最低偏差値」

と仮定しちゃいました。

仮想の世界なので、思い切りましたw。

 

 

  STEP2 倍率補正

 

ここから「リアル」に近づけていくわけですが、

まずは倍率補正しようかと。

 

受験者倍率が高ければ高いほど、さっきの「志望者平均偏差値」と、

実際の「合格最低偏差値」とは乖離するはず。

つまり、「倍率高い=合格最低ライン上がる」はず。

 

ここは2022年の実績倍率を(リアルのはずw)もとにして、

勝手に合格者最低偏差値を補正しちゃいました。

 

基準は、「倍率2倍の場合、平均偏差値=合格最低偏差値」

ということにして、倍率による変数を勝手に決めました。

 

倍率変数
・1.8〜2.2→そのまま(平均周辺が最低ライン)
・2.3〜2.9前後→プラス1

・3.0~5.0→プラス2
・5.0以上→プラス3

 

※ここ、もっといい方法あればご意見欲しいですえーん

「学校別合格者偏差値結果分布」的なものないかな…
 

 

  STEP3 日程バイアス補正

 

あともうひとつ、日程によるバイアスってあるなと。

第一志望に受かった子からどんどん離脱していくとすると、

受験者総数は、2/1>2/5となるはず。

 

志望者のうち、偏差値高い子から離脱していくわけなので、

日に日に受験者全体の平均偏差値は下がっていくはず。

というわけでここでも日程変数を勝手に決めちゃいました。

 

日程変数

・2/2PM、2/3→マイナス1

・2/3PM、2/4→マイナス2

・2/5→マイナス3

※合格発表はAMという前提

 

 

 

 

  結果発表!

 

 

という、おとぎの国のフィクションストーリーに基づいた独自のルールで

いくつかの学校のリアル最低ラインを出してみました。

 

 

リアル合格最低偏差値の一例

・2/1PM 東農大一   日能研R4 60→57 

・2/2PM 都市大等々力 日能研R4 59→55 

・2/4AM 芝      日能研R4 63→58 

・2/5AM 本郷     日能研R4 65→62 

 

ほらほら、なんかしっくりくる数字に近づいた気しませんかね?

午後、2日目以降の入試はR4値比較で、どこもほぼ下がります。

 

そんなに恐れなくともチャレンジできるのではないでしょうか。

諦めかけてたあの学校にも手が届くかも!

 

下がり幅は、定員とか合格者数とかによって結構違うので、

せっせと計算式に当てはめてみてください。

 

これ、模試とはいえ志望者平均偏差値22年倍率という

2つのリアルデータがベースなので、より現実に即してると思うんですよね。

 

こうすると、「午後入試」「第2回(以降)入試」の異様な偏差値高騰の

化けの皮が剥がされてくるような気が…。

 

 

 

結論

 

午後入試・第2回(以降)入試の偏差値はやっぱり実際より高かった!

 

「リアル合格最低偏差値」で受験戦略を見直そう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また「中学受験案内」の付箋が増えていく…

 

 

 

以前のブログで、志望校選定要素に「校風」というのを書きましたが、

今回のランキングはその指標となるかなと思います。

・いい大学に行かせたい

・いい青春時代を送らせたい

・いい環境で学ばせたい

 

まあどっちみち勉強はしなきゃいけないわけで、

どんな環境で勉強するかは重要です。

 

ということで、いつものように勝手な仮説に基づき、

「勉強ゴリゴリ度」ランキングを出してみました。

 

 

〈仮説〉
「勉強ゴリゴリ学校」=「浪人率低い」

 

 

 

ゴリゴリにビシバシ勉強させる学校⇨浪人しない(雰囲気的にできない)

自由に勉強しなさいスタンスの学校⇨浪人も自由(雰囲気的にできる)

ということにしました!

 

 

 

ランキング早速まいりましょう

 


※首都圏男子校22校を独断で抽出

※共学はそもそも浪人率低いから除外

※大学附属系も除外

※麻布は非公表のため除外

※参考

 首都圏版 中学受験案内 2023年度用 単行本 – 2022/4/25 声の教育社 (著)

 

 

 ゴリゴリ度 16位〜21位

 

16

 

武蔵

17

 

栄光学園

18

 

開成

19

 

桐朋

20

 

暁星

21

 

巣鴨

 

このへんはとても自由(ゆるい?)ということになりますね。

御三家は自由だ!
あ、でも巣鴨ここ?要検証かな…

 

 

 

 ゴリゴリ度 11位〜15位

11 

 

城北

12

 

鎌倉学園

13

 

世田谷学園

14

 

駒場東邦

15

 

 

まだこの辺も好きに勉強するイメージでしょうか。

伝統校たちです。

 

 

 

 

 ゴリゴリ度 6位〜10位

 

6

 

サレジオ学院

7 

 

高輪

8

 

海城

9

 

成城

10

 

本郷

 

だいぶゴリゴリしてきました。
宿題、増えてきた感じするね。

 

 

 

 

 ゴリゴリ度 1位〜5位

 

1

 

東京都市大付

2 

 

攻玉社

3

 

浅野

4

 

聖光学院

5

 

逗子開成

 

出た!ゴリゴリ王は東京都市大付!

他もここんとこ合格実績伸ばしてる人気校ばかり!

 

 

 

 

 

 

 

 

学校に任せてゴリゴリやって頂くか、本人の意思で自由に勉強するか(できるのか?)、

我が子かわいさのあまり、今日も結論出ず泣…。

 

 

 

 

 

 

今日の結論
人気校はゴリゴリに勉強させてることが判明!

 

 

 

勉強ゴリゴリ度ランキング

 

1

  

東京都市大付

2

 

攻玉社

3

 

浅野

4

 

聖光学院

5

 

逗子開成

6

 

サレジオ学院

7

 

高輪

8

 

海城

9

 

成城

10

 

本郷

11

 

城北

12

 

鎌倉学園

13

 

世田谷学園

14

 

駒場東邦

15

 

16

 

武蔵

17

 

栄光学園

18

 

開成

19

 

桐朋

20

 

暁星

21

 

巣鴨
 

 

 

国公立コスパ(現役版)出してみました 

 

以前のブログで書いた、志望校選定要素のメイン指標である「大学合格実績」。

これを数値化したのが私の独自の理論w「国公立コスパ」です。

と言いつつ、単に現役国公立合格者数/卒業者数を計算しただけですが笑。

ちなみに現役合格者のみの集計ですのであしからず。

 

 

 

国公立コスパ(現役版)の特徴 

 

・私立と違って複数合格がカウントされていないからリアル

・超難関校は割愛※N偏差値広尾学園(62)以下

・独断で上位20校を選出

・男子のみです、すみません

 

では早速発表します!

※偏差値は日能研偏差値9月版、第1回受験(ほぼ2/1)の数値

 

 

 

16位~20位 

 

16    青陵    53
17    国学院久我山    51
18    成城    52
19    成蹊(内部進学者-83除く)    49
20    三田国際    55

 

三田国際、国公立大志向の人には向かないてことですね。

 

 

 

11位~15位 

 

11    開智日本橋    51
12    暁星    55
13    広尾学園    62
14    巣鴨    56
15    東京農大一    60

 

開智日本橋、コスパ高い!

広尾学園、ここも国公立大目指す人は避けた方がよさそう…。

東京農大一、そもそも偏差値が適正でないかも…(午後受験数値)。

 

 

 

6位~10位 

 

6    城北    56
7    桐朋    58
8    高輪    52
9    世田谷学園    53
10    東京都市大等々力    51

 

等々力、コスパ高い!今後も上がりそう

高輪、世田谷学園の老舗2校も健在ですね

 

 

 

1位~5位 

 

1    東京都市大付    56
2    本郷    59
3    攻玉社    56
4    芝    59
5    帝京大学    55

 

国公立コスパ王は都市大付!

攻玉社、帝京のコスパも恐るべしですな

 

 

 

~結論~
大学合格実績(国公立)は偏差値通りではない!

 

 

 

1    東京都市大付    56
2    本郷    59
3    攻玉社    56
4    芝    59
5    帝京大学    55
6    城北    56
7    桐朋    58
8    高輪    52
9    世田谷学園    53
10    東京都市大等々力    51
11    開智日本橋    51
12    暁星    55
13    広尾学園    62
14    巣鴨    56
15    東京農大一    60
16    青陵    53
17    国学院久我山    51
18    成城    52
19    成蹊(-83)    49
20    三田国際    55

 

 

 

志望校選定要素~まとめ~

 

 

志望校選定の要素を改めて考えてみます

 

 

自分へ言い聞かせる意味も込めてww

 

 

  ロケーション

・家からの距離
 グーグルマップの経路検索で1時間以内が基準
 偏差値変数⇨1ポイントUP=10分延長みたいな感じかな

・環境
 偏差値変数⇨偏差値高ければ多少悪くとも許容w。

・乗り換え
 改札がつながってるかどうかは重要
 いったん改札からシャバに出てると悪いことするイメージしかないw。
 新宿の改札外には出したくないw 
 

 

  受かりやすさ(偏差値だけじゃない)

 持ち偏差値の、±3? ±5?

 本命校と似通った問題を出すところは有力
 ⇨過去問対策の幅を極力狭くしたい(開成対策≠麻布対策)

 偏差値が同じでも問題傾向が違えば結果は変わる
 

 

  大学合格実績

 やはり国公立の合格実績を重視

 

 偏差値/国公立合格者数/卒業生数で国公立コスパ出るね

         
 ちなみに、私大合格者数に占めるユニーク合格者数は、合格数の1/3だとか…
 

 

  校風

 本来はこれが一番重要かも  

 

 偏差値高いめで勉強緩いとこか、偏差値低いめの勉強グイグイ系か

 

 ま、結局親の好みやわな
 

 

 

出口も青春も大事w

 

 

 

 

集団塾てどうよ? 〜ポジショントーク笑〜

 

 

 

  全面的に家庭教師にスイッチ

 

2年生から通っていた塾をやめて早や4ヶ月…。
偏差値一向に上がらないどころか、下がり始めたことに焦り、戸惑い、、、
全面的に家庭教師へスイッチしたのが6月のこと。
3人の先生に入れ代わり立ち代わりご指導頂いています。
 
 

 

  よかったこと

 

  1. 表情が明るくなった
  2. 自ら勉強するようになった

 

  困ったこと

 

  1. 周りの子供たちからのプレッシャーがない
  2. 家から出ない
  3. 金かかる(だいたい塾の2倍)

 

  判明したこと

 

  1. 国語:設問読んでなかった
  2. 算数:途中式書いてなかった
  3. 社会:表面的な暗記しかしてなかった
  4. 理科:計算が出るとほぼカンで答えてた

いやあ、我が子ながらボロボロですわ。
とはいえまあ、

 


5年生までの蓄積があるからこそ今がある、

 

 
と思いたい泣笑。

 

  午後入試と2回目以降入試とかって、やたら偏差値高いんですよね。

 

 

受験スケジュールを固めるにあたって、

実際のとこ我が子はどうなん?

 

知りたいけど偏差値表じゃわからん…。

絶対高すぎる気がする…。

 

合格者もやたら水増しするから、わけわからんくなって、

果たして我が子は受験者のどのへんにいるのか…。

 

 

 

  ヒントになるのでは、と目をつけたのが「志望者平均偏差値」

 

9/4にあった、日能研の模試結果書類に記載されていました。

 

受験日程ごとの各学校志望者の平均偏差値。

たとえば、2/1午前と2/2午後それぞれの志望者の平均偏差値が個々に出てます。

 

これと実際の「受験者平均」とが同じだったら、という仮説をスタート地点にして、

リアル偏差値を探っていきたいと考えました。

 

 

 

  STEP①

 

粗っぽいけど、いったん「志望者平均偏差値」=合格者最低偏差値と仮定

 

 

  STEP②

 

昨年のリアル倍率で合格者最低偏差値を補正
【参考】

首都圏版 中学受験案内 2023年度用 単行本 – 2022/4/25
声の教育社 (著)

 

 

  STEP③

 

倍率変数を算出

・1.7以下→マイナス●

・1.8〜2.2→そのまま

・2.3〜4前後→プラス●

・5〜10前後→プラス●

・10以上→プラス●

 

これによって、実際の合格者ゾーンに近いものがわかるはず…。

 

 

 

倍率変数、一度テキトーに当てはめてみましたが、どうもしっくりきません。

・学校によって違う?

・その年によって違う?

・要するに単純化できない?

 

 

すみません、まだ結論出てません泣。

 

もう少し考えてみます。

 


 

↓参考ブログ
こちらでは、偏差値を定員で按分したものを「補正偏差値」としてます。

これだと午後受験、2回目受験の数値がやっぱり高すぎる気がしてしっくりこないだよね…。