
立川市高松町にある熊野神社。江戸の柴崎新田の鎮守で現在も高松町の鎮守。

もともとは、別な場所にあったものが、空襲により消滅。境内地を米軍に接収されたのを機に移転。昭和32年に現社殿が建築。昭和42年に、高松バイパスの開通に伴い現在地に遷座。現在に至ります。

ところで昨日、東大和市でこの神社の鳥居にまつわる話をお聞きし、早速、確認に。


この鳥居の寄進日を見ると、確かに昭和15年。つまり空襲で殿舎などは大破しましたが、この鳥居は残った。それを42年に一緒に移築したと。まさに空襲を生き残った戦争の生き証人、と。

10年以上近所に住んでましたが、まさか戦争遺跡がひっそりと残っていることをはじめて知った次第。

たぶん市でも大きくは語っていない気もしますが、どうなんだろ。いつか新田開発や旧立川飛行機、そして町内の空襲被害などの話も含めながら、この神社の話を、近所のチビーズに語り継きぎ、一緒に考えてみたいものですね。

どうして高松町の人々は、現在、平和に暮らせているのだろう。そして戦争を起こさないためにはなにができるだろう、って(´(ェ)`)