「無縁・公界・楽」、と並べるとなんとなく、非現実的なストレスレスな世界のようなイメージ。

 

しかし「公界(くがい)」は「苦界(くがい)」とも書けることを忘れずに。

 

無縁は有縁以上に過酷な社会であるのは、大河で話題の新吉原などをみるまでもなくも現代も一緒ですよ、とも。

 

前者については、いわゆる投げ込み寺(浄閑寺、現荒川区南千住)をみるまでもなく、とも。

 

そして、例えば、官報の「行旅死亡人(こうりょしぼうにん)」を読むと、現代であっても「無縁」で亡くなるケースもまま見られるという現実もあることをお忘れなく。

 

世界よ、有縁であれよ。そして未来のために、現実に目を背けることなく、と歴史はいっとりますよ、と(´ー`)