もうすぐ大暑 | みちのく春夏秋冬

みちのく春夏秋冬

本州最北端の青森県、生まれは弘前市。現在は青森市にすんでおります。諸行無常とは言え、普遍なるものを求めて、四季の移ろいを時々書き記しておきます。

 昨日、関東甲信・東海地方が梅雨明けしたのに続き、本日は四国が明けました。これからが夏本番の暑さとなります。

 青森は気温25℃を超えると『暑い』と感じてしまうくらい、涼しさに慣れきっております。

 土用の丑の日にウナギを食べて、精力をつけたいところですが、今年は『土用の丑の日』が二回あります。7月24日と8月5日(『土用二の丑』)です。

 鰻は大好物ですが、食べるのは中国産ですね。何年か前に国産の鰻を食べましたが、その時はあまりの美味しさに涙が出たことを思い出します。確か熊本県産でした。

 鰻は絶滅危惧種となっています。それだけ漁獲量が激減していると聞きました。養殖化も行われていると聞きますが、なかなか価格を抑えるまでに至っていないようです。

 

 私の前職はかねさ味噌ですが、商品の中に「津軽三年味噌」と呼ばれたものがありました。その三年とは 「夏の土用を三度越さないと出来ない」といわれておりました。 発酵が進む夏季を三度経過すると、塩慣れしきった味噌は、もはやこれ以上発酵しないと思われ程です。

 ご参考まで『津軽味噌