バリカン山の山行 | みちのく春夏秋冬

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本州最北端の青森県、生まれは弘前市。現在は青森市にすんでおります。諸行無常とは言え、普遍なるものを求めて、四季の移ろいを時々書き記しておきます。

 私の住んでいる団地は、砥取山が守護神のようなものと思ってました。

 遠き八甲田山の前にはバリカン山と楢木森山が見えますが、今日バリカン山に登ってきました。往復18,000歩4時間40分の山行でした。

 砥取山は、前にも書いたと思いますが、包丁などを研ぐ砥石の原料となる赤土が多く、その名の由来と考えています。

 

 その団地から八甲田を見渡せば、バリカン山と楢木森山が尾根づたいにあります。実はその下を東北新幹線のトンネルがあるのです。

 

 ようやく、途中で青森湾がきれいに見えるスポットがあります。

 私の住んでる団地は画像の一番下に見えます。

 急な坂を何度か上り、ようやく見えてきたバリカン山です。標高は396mと高くはありませんが、楽ではなかったですね。なにせ70を過ぎた老体で、しかも一人でここまできました。
 午前8時40分に自宅を出発し、沢山久須志神社を経由し、奥の院まで登りました。ちいさな御神体にそれぞれ拝み、賽銭をあげて自分自身の安全を祈願しました。
 その久須志神社の左に回り込んでゆっくりと降り分かれ道を右に進みました。
 画像を見ると、約2.6kmの山行のコースでした。自宅から約6kmを加算すれば、合計で約8.6kmとなります。
 バリカン山の山頂到着が午前11時20分でしたから、2時間40分の山行でした。山頂から楢木森山はすぐ近くに見えましたが、最初からバリカン山で引き返しました。
 帰る途中、岩木山が見えました。弘前出身の私には故郷の山です。弘前から見える容姿と違いますが、青森の人は美しい女性の横顔に見えると言っております。
 
 自宅到着は午後1時20分。自宅に戻りすぐに入浴して、たくさんの汗をかいた身体を洗いました。