ということもあって、今回は、今日27日で閉館となる、VenusFort（ヴィーナスフォート）について語ります。
1999年８月25日に開業したヴィーナスフォートは、「女性のためのテーマパーク」として建てられ、森ビルが運営されていました。開業当初は、西側の３階建てのみでしたが、後に同じ森ビルの運営だった「サンウォーク」を、家族向けのエリアに変更され、これにより、一体化されました。開業から10周年の2009年には、３階部分が、東京都区内初のアウトレットとなり、初の通常施設とアウトレットが同居する施設となります。
また、モール内では、17世紀から18世紀の中世ヨーロッパの街並みが再現され、これには、私にも、受けがありました。
先述の３階アウトレット化の翌2010年には、ヴィーナスフォートを含めたパレットタウン全体において、借地の契約期限が終了する予定が、経営問題の影響で延期となり、営業も継続する結果となりました。（これには、人気が絶えなかったことも、影響しています。）震災の影響も乗り越えたヴィーナスフォートでしたが、その後の2020年に、トヨタグループの東和不動産が建設する、スポーツ施設と新たな商業施設（2025年開業予定）に変わることが発表され、本日、閉館に至ったのです。
私も、コミケなどに立ち寄った後に、ヴィーナスフォートを時折利用していましたが、立ち寄ったのはほぼ食事のみで、ここでは何れもイタリア料理を味わっていました。こういった雰囲気でイタリアンを味わっただけに、種々の関係で閉館は残念なことだと思います。