🔷 「結婚前」の中の「出逢うまで」を掲載します。🔷
タイトルは『由美子のいなくなった夏 亡き最愛の妻への想い』
(ハードカバー 四六版 モノクロ264ページ)です。
2016年1月25日 発行
著者 藤巻 隆
発行所 ブイツーソリューション
✍『由美子のいなくなった夏 亡き最愛の妻への想い』(第16回)✍
「結婚前」の中の「出逢うまで」を掲載します。
結婚前(1)
出逢うまで
藤巻(旧姓鈴木)由美子は、昭和三十八年一月二日、東京都北多摩郡田無町(現・西東京市)で生まれました。当時は中野区(東京)に住んでいました。父・眞、母・マツエの長女です。兄は正彦です。東京都立久留米西高等学校を卒業後、大原簿記専門学校(現・大原)に通学し、日本商工会議所簿記2級(この資格は私と同じ)を取得しています。
私も東京都立日比谷高等学校を卒業していますので、二人とも都立高校出身で、経理の資格も同じという共通点がありました。実はもう一つ共通点があります。血液型がO型です。血液型ですべてが決まるわけではありませんが、性格が似ていたとは言えるでしょう。O型は、良く言えば「おおらか」で、悪く言えば「大雑把」だそうです。
由美子は、アパレル会社に勤務後、人材派遣会社テンポラリーセンター(現・パソナグループ)に登録し、派遣社員として働いていました。
由美子は高校時代から「すずこ」と呼ばれていたそうです。旧姓が鈴木だったからです。最近になって分かったことがあります。由美子が大切に使っていたスマホ(スマートホン)を見て気づいたのですが、由美子自身が「すずこ」をハンドルネームに使っていたことです。本人も「すずこ」がとても気に入っていたことが分かります。
由美子が使っていたスマホを名義変更し、現在私が使っています。由美子とのつながりを絶ちたくないと思ったからです。
(PP.45-46)
➳ 編集後記
第16回は「結婚前」の中の「出逢うまで」を書きました。
由美子との共通点がいくつかありました。こじつけな点は否めませんが😁
今でも由美子が使っていたスマホの電話番号を継続して使っています。
とても記憶しやすく、良い番号だったことも理由です。
スマホの待受画面には由美子の若かりし頃の画像と、由美子と可奈が1歳になった時に一緒に撮った画像も使っています。