ブラジルW杯のグループリーグでの日本の移動距離 を調べてみました | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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ブラジルW杯のグループリーグでの
日本の「移動距離」を調べてみました



ブラジルの国土

まず、ブラジルの国土は広大である、という事実に
着目する必要があります。


Wikipediaによると、ブラジルの面積はロシア、カナダ、
中華人民共和国、アメリカ合衆国に次いで5位です。


ブラジルの面積は、8,514,877平方kmで、世界総陸地
との割合は5.7%です。


一方、日本の面積は、377,930平方kmで、世界総陸地
との割合はわずか0.25%です。


つまり、ブラジルは日本の22.8倍の面積がある国である、
ということです。

(Wikipedia 国の面積順リスト から)



人口の比較

ブラジルの人口は、194,946,470人です。
対して日本の人口は、126,535,920人です。


Wikipediaによる2011年度の推計は6,945,566,097人です。

(Wikipedia 国の人口順リスト から)


ちなみに、その後の世界の人口は71億8639万人
(2014.06.01現在)だそうです。


ブラジルの人口は日本の1.54倍で、面積は
22.8倍です(Wikipediaのデータを使用)。




移動距離

大方の人は、W杯優勝チームはをブラジルと予想
しています。


過去5回優勝という輝かしい実績を残し、今大会は
地元開催という「地の利」もあります。


専門家の予想でもブラジルで「ほぼ決まり」となって
います。


でも、W杯では「まさか!」はよく起こるので、「絶対」
はありません。



私は、優勝予想とは別に、グループリーグでの「移動距離」
に着目しました。


試合間隔は中4日ずつありますが、移動距離が長ければ
長いほど、「移動疲れ」は無視できないファクターとなる、
と考えたからです。


いくらブラジル国内を、飛行機での長時間移動による疲労
の蓄積だけでなく、精神的にも疲労する可能性はゼロ
ではありません。


インターネットで調べた限りでは、移動距離については、
ほとんど書かれていないことが分かりました。


日本チームの移動距離を調べて、驚くべき事実を知ること
になりました。


PDFを作成しましたので、ご覧ください。

2014年 ブラジル W 杯 日本が闘う
スタジアムのロケーションと移動距離(1)(2)(3)


(地図蔵 http://japonyol.net/editor/distancia.html で作成)


コートジボワールと対戦するスタジアムは、レシフェに
あります。レシフェはブラジルの東側に位置します。


第2戦のギリシャとはナタールで対戦します。
ナタールはレシフェの北に位置し、259.293km離れています。


この距離であれば、中4日あるので、問題ないでしょう。


問題なのは、第3戦コロンビアと対戦の地は、クイアバです。
ナタールとクイアバの距離(直線距離)は何と、
2525.710km も離れています。


レシフェからナタールを経由してクイアバまでの総距離は
2778.902km(誤差あり)にも達します。


数字だけ並べても、実感できないと思いますので(私も
実感できませんでした)、東京から2800km程度離れた場所
を探してみました。


すると、香港がほぼその距離に匹敵することがわかりました。
東京から香港までの総距離は2863.623kmです。


こちらもPDFを作成しましたので、ご覧ください。

2014 年 ブラジルW杯 グループリーグでの
日本チームの総移動距離
東京から香港までの距離と比較




グループリーグは対戦相手だけでなく、
「移動距離との戦い」でもある、と実感しました。



日本だけでなく、同組の他国の移動距離も
調べてみました。


数字に大きな差があるのか、ないのかによっても
大きな影響がある、と考えたからです。


PDFを作成しましたので、ご覧ください。

2014年 ブラジルW杯 グループリーグでの移動総距離
(コートジボワール、ギリシャ、コロンビア)



コートジボワールは、レシフェ(対日本)から
ブラジリア(対コロンビア)へ、ブラジリアから
フォルタレザ(対ギリシャ)へ移動で、
総移動距離は3327.014kmでした。


ギリシャは、ベロオリゾンテ(対コロンビア)
からナタール(対日本)へ、ナタールから
フォルタレザ(対コートジボワール)へ移動で、
総移動距離は2285.458kmでした。


コロンビアは、ベロオリゾンテ(対ギリシャ)
からブラジリア(対コートジボワール)へ、
ブラジリアからクイアバ(対日本)へ移動で、
総移動距離は1499.761kmでした。


日本は、レシフェ(対コートジボワール)
からナタール(対ギリシャ)へ、ナタールから
クイアバ(対コロンビア)へ移動で、
総移動距離は2778.902kmでした。

(地図蔵 http://japonyol.net/editor/distancia.html から)


移動距離に着目するとコートジボワールが一番
移動距離が長く、一番短いのはコロンビアでした。


日本はコートジボワールに次いで、2番目に長い
距離を移動します。


コロンビアは総移動距離が最も短い(日本の約半分)
だけでなく、南米の国ですから、同じ南米のブラジル
国内の移動は「お手のもの」と推測されます。


移動距離の点からも有利です。
さらに言えば、開始時間も13時、13時、16時(現地時間)
と大きな差がなく、コンディションを維持しやすい、と
考えられます。



以上のことから、総移動距離が最も短く、
開始時間がほぼ一定という条件で、
コロンビアが断然有利である、と結論づけ
られます。



直近のFIFAランキングで4位という評価も、後押しします。


あなたはグループCについて、どうお考えですか?


こちらもご参照ください!

2014年 W杯ブラジル大会 グループリーグ 組み合わせ






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