ビジネス書のすすめ 情報収集の1つのツールとしての価値を考える | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

私のテーマは6つあります。
(1)ビジネス書の紹介(2)医療問題 (3)自分ブランド力
(4)名言 (5)ランキング (6)ICT(情報通信技術)
このブログでは、主に(1)~(4)を扱っています。
(5)と(6)はそれぞれ別のタイトルで運営しています。

ビジネス書のすすめ
情報収集の1つのツールとしての価値を考える



私がビジネス書を読むようになるまでのプロセス

今回は、私がビジネス書を読むようになり、ビジネス書の
紹介サイトを立ち上げ、さらにビジネス書を読んで感じた
ことに自分の体験を絡めてブログを書いていることを
お話します。


言わば、私の読書遍歴ですね。


私の考え方に大きな影響を与えた3冊の本をご紹介します。


1冊は、立花隆さんの『「知」のソフトウェア』でした。
現在でも講談社現代新書に入っています。


この本との出会いからノンフィクションの世界へ入って
いきました。


「脳」や「精神医学」、ドキュメンタリーへと関心が
広がっていきました。


発刊されてから歳月が経ちましたが、内容は色褪せること
なく今でも燦然と輝いています。


「名著」です。



あと2冊の本は、私がグールー(思想的指導者)と仰ぐ、
大前研一さんの『企業参謀』と
続・企業参謀』でした。
現在でも、講談社文庫に入っています。


この本と出会い、ノンフィクションからビジネス書の
世界へ入っていきました。


この3冊の本は、その後の「私の考え方」の基礎を形作る
ものでした。


私は、ビジネス書を一般的な分類のビジネス書よりも
もう少し広く捉えています。



一般的な意味のビジネス書 + 歴史書 + 哲学書 +
美術書 + 小説 + 科学書 + エッセイ + ・・・

をビジネス書と考えています。


要は、情報が詰まっている、あるいは自分が価値がある
と思う(思い込む?)情報がある書籍、雑誌、ムックは、
私にとってすべてが「ビジネス書」なのです。



「ゆでガエルの話」をご存知ですか?


【ゆでガエルの話】

<カエルにとっては生死にかかわる温度(40度くらい

といわれる)のお湯のなかに、カエルをいきなり放り込むと、

カエルはびっくりして必死に容器の外へ飛び出して助かる。

しかし同じカエルを水をはった器に入れ、じょじょに熱して

いくと、カエルはぬるま湯に慣れて飛び出すタイミングを失い、

やがてゆでられて死んでしまうというものである。

環境にどっぷりつかっていると、その変化に鈍感になり悪化

しても気づかない。微温的な居心地のよい環境に馴れてしまうと、

自分の情報感度の鈍さ、視野のせまさにも気づかないまま

危機的な状況を招いてしまうという教訓である>
(『やる気 やるチャンス やる力』 高原慶一朗 日経BP社)


このような状況に陥らないようにするためには、どのような
ことが必要でしょうか。


情報感度を良くするために、常にアンテナを磨き、情報発信を
怠ってはならないと思います。


情報を受信するだけでは足りません。


2001年4月16日に立ち上げた、「本当に役に立つビジネス書」
というタイトルのサイトや、今書いている「藤巻隆(ふじまき・
たかし)オフィシャルブログ」などを通じて、情報発信し続けます。


私は、

情報とは自分にとって付加価値を持つものである

と考えています。


ほとんどの人に知られていることであっても、自分にとって
関心のないことであれば価値を持たないからです。


逆に、周囲にほとんど知られていなくても、自分で付加価値を
認めれば、真の意味で「情報」になるのです。


大前研一さんは、

「Yahoo はブロードキャスティングではなく、ナローキャス
ティング」

と述べたことがあります。


この言葉は、インターネット全体に言えることです。
情報の届け先をピンポイントで狙うことも可能なのです。


ブログを書く場合、読者を想定して書くことが大切である
ことは、言うまでもないでしょう。


本を書くよりも、読者の顔や嗜好を確かめられるのが
ブログだ、と思います。


インタラクティブ(双方向性)という言葉に象徴される
ように、ダイレクトにメッセージを届けることができる
からです。


本来、インターネットを介して情報発信することは、
1対多数ですが、1対1の意識がないと相手に刺さる
言葉にはないでしょう。


価値ある情報を収集し、価値ある情報を提供し続けていけば、
好循環を生み出すことができるのではないでしょうか。


キュレーションという言葉を、最近よく見聞きするようになりました。


情報を収集し、分類し、新たな情報を加え、情報発信する
ことです。


そうしたことを行う人をキュレーターと言います。
今後、これらの言葉が定着することでしょう。


日本人初のキュレーターは、堀江貴文さんだそうです。


付加価値情報の発信 → 付加価値情報の受信 → 
付加価値情報の発信 → 付加価値情報の受信 →
付加価値情報の発信 → 付加価値情報の受信 → ・・・・・


こうした循環が、付加価値を生み出すと、信じています。


そして、情報を得るツールの1つとしてビジネス書はお勧めです。
多くのインプットがなければ、アウトプットは困難です。


GIGO(Garbage In and Garbage Out)という言葉があります。
これはコンピュータ用語ですが、ゴミを入れたらゴミしか出て
こない、という意味です。


つまり、価値のないことをいくらインプットしても、価値のない
ことしかアウトプットしないのです。


ですが、量がまず必要で、質はその後で考えれば良いと思います。
量がやがて質に変換する境界があるのです。
それは、閾値(いきち、しきいち)ということができるでしょう。


さあ、今日から、明日からでもいいですが、

ビジネス書を読みましょう!



私のサイト → 本当に役に立つビジネス書


現在では、ブログが活動の中心となっているため、上記サイト
の更新は、以前ほど頻繁に行っていません。それでも、最低、
週に1回は更新しています。


これからもよろしくお願いします!




記事が面白かったら
ポチッとして下さい。
藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ-人気のブログランキング


こちらのブログもご覧ください!

こんなランキング知りたくないですか?

中高年のためのパソコン入門講座(1)

藤巻隆のアーカイブ


私の書棚(読み終わった本の一覧)