『ハイ・コンセプト』(23) 言葉の迷宮(40) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『ハイ・コンセプト』(23)




偶然ですが、本著の中にブログのタイトルの
一部になっている「迷宮(メイズ)」が出てきました。

私は、迷宮を英語のlabyrinth(ラビリンス)の訳語と
して使っていました。本著ではmaize(メイズ)は迷宮
で、ラビリンスを迷路の訳語にしています。

本著には、渦巻き状の迷路(ラビリンス)の写真が掲載
されています。



 迷宮(メイズ)とは区分けされた複雑な道や

 廊下などの連なりのことで、ほとんどの

 通路が行き止まりになっている。中に入っ

 たら、脱出することが目的なる――それも

 できるだけ早く。

 一方、迷路(ラビリンス)は、渦巻き状の道

 を歩くためのものだ。そこに足を踏み入れ

 た人の最終目的は、道に沿って中央を進み、

 そこで止まって回れ右して、また戻ってく

 ることである。ずっと自分のペースで歩い

 てかまわない。

 
                    (P.331)

         (067ー1-0-000-118)



 


 迷宮は解決するための分析パズルだが、迷路

 は動く瞑想だ。

 迷宮では方向感覚が失われるが、迷路は中央

 に向かっている。

 迷路では道に迷うが、迷路では自分を失う

 ことがある。

 迷宮は左脳を働かせ、迷路は右脳を開放する。
 

                    (P.331)

         (068-1-0-000-119)




 「情報の時代」から「コンセプトの時代」へ

 移行し、「左脳主導思考」から「右脳主導思考」

 への一つへと視野を変え、論理や分析を好む

 傾向に、芸術や情緒的能力をつけ加えるのは

 簡単なことではないだろう。


                    (P.336)

         (069-1-0-000-120)







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