バックナンバー(78)
ここに掲載しているのは、管理人・藤巻隆が
携帯サイトで運営していた時のコンテンツです。
2007年1月8日号からスタートしています。
1カ月分毎にまとめてあります。
● 2013.6.24
(No.4)<324>
「未来都市」へ異業種連携
菰田 正信(こもだ・まさのぶ)氏
[三井不動産社長]
東京の飯田橋で手がける高級物件は坪単価で約470万円、最多価格帯が1億円ですが、これも想定以上のスピードで完売しました。
懸念材料は建築費の上昇です。東日本大震災後、建築費は上がり続けており、更にアベノミクスによる物価高の影響も受けそうです。
「エネルギーを賢く使う」ことだけがスマートシティーの要件ではない。それ以上に、「賢く住まう・働く」ことを考えています。
● 2013.6.17
(No.3)<323>
リニアで日本を変える
山田 佳臣(やまだ・よしおみ)氏
[東海旅客鉄道社長]
来年は東海道新幹線も50歳を迎えます。これまで我々は毎年、大規模災害や老朽化対策として、東海道新幹線に莫大な費用をかけて補修をしてきました。ただ、あの丸ビルだって築50年を過ぎると建て替えました。つまり50歳を迎えると建物もインフラも、いろいろな不具合が頻発してくる。
リニア新幹線は何としても完成させたいですね。名古屋が首都圏の「西の端」になるわけですから、出張という概念もなくなります。人の行動が変わり、社会活動も変わる。相当の変化が起こると期待しています。
年間365回、夜中の限られた時間にちょこちょこと手を加えていく。つまり何かをやろうとすれば、数年がかりなんです。すべてが息の長い話になり、バカみたいに先のことを考える必要があるわけです。駅伝みたいな気持ちで経営していますね。
● 2013.6.10
(No.2)<322>
世界で勝つための合併だ
宗岡 正二(むねおか・しょうじ)氏
[新日鉄住金会長兼CEO(最高経営責任者)]
合併の大きな旗印は「ベスト・フォー・ザ・ニューカンパニー」なんです。それぞれの出身元にとって良いか悪いかという判断は一切やめましょうと。新会社にとってのベストは何かを唯一の物差しにしましょうよと。
為替が1ドル=100円前後まで戻ったからといって、国内の設備を増強しようとは思わない。為替が変動したところで、海外へ出ていった自動車メーカーが国内へ戻ってくるわけじゃないですから。
我々は製造業が国際市場で勝ち残るために統合再編した先行例だと思っています。「モデルケースになってやろうじゃないか」というのが、我々のある種のエネルギーなんです。
● 2013.6.3
(No.1)<321>
ロボットでモノ作り楽しく
津田 純嗣(つだ・じゅんじ)氏
[安川電機会長兼社長]
リーマンショックの前、当社のロボットは(売上高の)7割が国内向けでした。今は8割が海外向けです。日本は、世界でロボットの稼働台数が減っている唯一の国です。
もともと「『3K(きつい、汚い、危険)』を社内からなくしたい」というのが安川電機のロボット開発の始まりです。
ロボットは使い込まないと、使えるモノにはなりません。使い込みの度合いがロボットの良さや、その後の発展を決めるのです。
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