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日経ビジネスの特集記事(8)
アフリカ 灼熱の10億人市場 2013.5.27
暗黒大陸というウソ
アフリカには、欧米でキャリアを積んだエリートたちが
集結しつつある、と日経ビジネスは伝えています。
ナイジェリアでEC(電子商取引)サイト「コンガ・
ドット・コム」を立ち上げたCEO(最高経営責任者)
のシム・シャガヤ氏を紹介しています。
米ハーバード大学でMBA(経営学修士)を取得し、
欧米の投資銀行で働いた経験があるそうです。
その彼がモデルにしているのが楽天の創業者、三木谷浩史・
会長兼社長と話しています。
アフリカでは、シャガヤ氏のように海外から帰国し
起業する人が増えているそうです。
私たち日本人には馴染みが薄いアンゴラで、アンゴラ政府
から3つの繊維工場の再生を任されている日本人がいます。
丸紅の長島公一・繊維プラント工事事務所長です。
総事業費は約10億ドル(約1000億円)にもなる大規模な
ものです。その現場責任者として活躍されています。
こうした国・地域で働いている人たちには頭が下がります。
危険と不便さが常に付きまとうからです。
アンゴラと中国との関係は深く長く、アンゴラの内戦終結後
の復興を、石油を見返りとする中国からの支援に頼ってきた
という歴史があります。
そこへ、丸紅は楔を打ち込んでいったわけです。
日本企業の果たせる役割は多い、と言えそうです。
アブラウン・ゴルジェル経済相は、こう言っています。
「専門性と技術を持つ日本企業に期待している」
ルワンダという国も馴染みが薄いでしょう。
今、ルワンダはアフリカでも有数のビジネスがしやすい国に
生まれ変わっているそうです。ICT(情報通信技術)産業の
集積地として、多くの新しい企業が誕生しています。
ルワンダでのビジネスのしやすさの特徴をひと言で表せば、
「徹底した政府機能の電子化」となります。
そこには、ルワンダでは地元のルワンダ語とフランス語に加え、
2008年には英語も公用語となり、学校教育は原則英語に切り
替わったことも寄与しているのでしょう。
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