『ハイ・コンセプト』(4) 言葉の迷宮(21) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『ハイ・コンセプト』(4)




21世紀は、「右脳主導思考」ができる人の
時代である、というのがダニエル・ピンクの主張です。

もちろん、右脳主導思考は右脳がすべてという意味で
はありません。左脳の働きも重要であることは言う
までもないことです。

「新しいこと」を考え出す人の時代は、21世紀である
と言い換えることができます。



 ④ 左脳は「詳細を分析」し、右脳は「大きな
  全体像」としてとらえる


 左脳は1つの答えに集中し、右脳は統一的全体へ

 と分散していく。

 左脳は細部をとらえることができるが、全体像を

 見ることができるのは右脳だけだ。
 

                     (P.57)

         (010ー1-0-000-061)



 


 左脳は論理、連続性、文字通りの解釈、分析を

 担当し、右脳は統合、感情の表現、文脈、全体像

 の把握、などを行なうのである。 


                     (P.60)

         (011-1-0-000-062)




 過去150年間を「三幕仕立てのドラマ」に

 たとえてみよう。

 第一幕は「工業の時代」だ。

 第一幕の主役は、大量生産の場で働く労働者

 たちだ。

 第二幕は「情報の時代」。

 ここで中心的な役割を担うのはナレッジ・

 ワーカーで、「左脳主導思考」に熟達している

 点が特徴である。

 そして豊かさ、アジア、オートメーションとい
 
 う3つの要因が浸透し、強まると、第三幕が

 上がる。「コンセプトの時代」である。

 中心となる登場人物は、クリエーターや他人と

 共感できる人。彼らの際立った資質は、「右脳

 主導思考」を身につけている点である。
 

                     (P.99)

         (012-1-0-000-063)




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