21世紀は、「右脳主導思考」ができる人の
時代である、というのがダニエル・ピンクの主張です。
もちろん、右脳主導思考は右脳がすべてという意味で
はありません。左脳の働きも重要であることは言う
までもないことです。
「新しいこと」を考え出す人の時代は、21世紀である
と言い換えることができます。
④ 左脳は「詳細を分析」し、右脳は「大きな
全体像」としてとらえる
左脳は1つの答えに集中し、右脳は統一的全体へ
と分散していく。
左脳は細部をとらえることができるが、全体像を
見ることができるのは右脳だけだ。
(P.57)
(010ー1-0-000-061)
左脳は論理、連続性、文字通りの解釈、分析を
担当し、右脳は統合、感情の表現、文脈、全体像
の把握、などを行なうのである。
(P.60)
(011-1-0-000-062)
過去150年間を「三幕仕立てのドラマ」に
たとえてみよう。
第一幕は「工業の時代」だ。
第一幕の主役は、大量生産の場で働く労働者
たちだ。
第二幕は「情報の時代」。
ここで中心的な役割を担うのはナレッジ・
ワーカーで、「左脳主導思考」に熟達している
点が特徴である。
そして豊かさ、アジア、オートメーションとい
う3つの要因が浸透し、強まると、第三幕が
上がる。「コンセプトの時代」である。
中心となる登場人物は、クリエーターや他人と
共感できる人。彼らの際立った資質は、「右脳
主導思考」を身につけている点である。
(P.99)
(012-1-0-000-063)
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