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日経ビジネスの特集記事(5)
社長の発信力ランキング2013 2013.4.29・5.6
「発信ゼロ」社長の哲学
「0点社長」はなぜマスコミに出ないのか?
日本企業についてよく指摘されることは、
トップの顔が見えないというものです。
上場企業の場合、創業者や創業者一族がトップであるケースは
少ないように思います。
大半のトップは4年程度で退任し、顧問や相談役として残る
ケースが多いでしょう。短期間の任期のため、一般に知られる
ことがほとんどありません。
つまり、サラリーマン社長ということです。
日経ビジネスは、「大企業なのに出ない社長」というリストを
掲載しています。
カラオケシステムの第一興商の社長の名前をご存知ですか?
ロート製薬の社長は? ノエビアHDの社長は?
私はこの記事が出るまで、上記の社長名は誰ひとりとして、
知りませんでした。
第一興商の社長は林三郎氏、ロート製薬の社長は山田邦雄氏、
ノエビアHDの社長は大倉俊氏です。
次に「知名度があるのに出ない社長」というリストを見てみましょう。
エスビー食品、ブルボン、アサヒペン、松屋、白洋舎、船井総合研究所、
不二サッシ、はせがわ・・・・・・・
まったく知りませんでした!
さらに、「儲けているのに出ない社長」というリストがあります。
このリストに掲載されている企業の大半は寡聞にして知りません。
メビオファーム、日本商業開発、ノア、和弘食品、KIホールディングス、
などは初めて知りました。
「0点社長」はどうしてメディアに出ないのでしょう?
その答えの一つを日経ビジネスは次のように述べています。
「注目されていない」という理由よりも、
「できればマスコミを避けたい」という本音が
見えてくる。
私は、マスコミに出ない理由は点数をつけられたり、ランクづけされる
ことを嫌うからだ、と考えています。
日経ビジネスは次のように結論づけています。
企業全体を統括して、責任を持った発言で
大衆を納得させることができるのは、経営トップ
以外に考えられない。
まず、トップはマスメディアなどを使って、
「会社の存在意義」を発信していく必要がある。
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