『リスク、不確実性、そして想定外』(植村修一 日本経済新聞出版社)を読み終わりました。 | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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リスク、不確実性、そして想定外 (日経プレミアシリーズ)
植村 修一 日本経済新聞出版社

を読み終わりました。2013.09.12





この本の中に、興味深い話がいろいろ書いてありました。

元ライブドア社長、ホリエモンこと堀江貴文さんが、

使ったことで知られるようになった言葉があります。


それは、「想定外」です。


想定外が生まれるのはどうしてなのか?

著者の植村さんは次のように書いています。

とても参考になりますので、ご紹介します。

「想定外」が生じるのは「想定」そのものに

問題がある場合が多く、それにはいくつかの

パターンがあります。

一つは「思い込み」です。

(中略)

第二は、希望的な観測です。

(中略)

第三が、思考停止です。

(中略)

第四は、想像力の不足です。


(PP.152-154)




リスク管理においては、可能性をすべて考え、

「想定外」をなくすことです。

難しいことですが。


可能性をすべて考えたつもりでも、想定外のことは

起こるからです。


リスク管理について、植村さんは次のように

定義しています。


リスク管理とは、すなわち、「大事なものを守る」

ことです。(P.230)



簡潔で分かりやすい定義だと思います。


一読されることを強くお薦めします。



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