こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
当院にも、足の爪の悩みを抱えておられる患者様が多く来院されます。
爪の病気だけでも一冊の本があるぐらい沢山の病気があります。
その中の一つ
爪甲鉤彎症
(そうこうこうわんしょう)
高齢者の母趾(足の親指)に発生しやすい爪の病気です。
聞きなれない病名なので時々患者様に「看護婦さん、病名を紙に書いて。」と頼まれます
爪が厚くなり、色が黄色や茶色に濁り、表面のデコボコや変形が起こります。
変形が進むと分厚く鉤型に曲がって皮膚に食い込み痛みも生じます。
「水虫ですか?」と質問される事もあります。
水虫とは違い、爪が白く濁ることは少ないようです。
現状では、爪の変形や厚みを完全に治すことは難しいようですが、爪を削ったりカットすることで、見た目の改善・痛みを軽減することができます。
変形した爪をご自宅でケアするのは、出血や過度の痛みを伴いますので、お困りの方はご相談ください。