中学校に入る頃、ベンチャーズに出会い、インスト・バンドをやっていましたが、高校になると、少し色気が出始め、後輩の女性ヴォーカル2名が加入しました。そんな関係で、レコード店で既に流行ったヒット曲を聴いてレパートリーにしていました。バンド解散までの曲構成はベンチャーズ・サウンド6割、ヴォーカル2割で、定期的にバンド活動していました。今思えば、老人ホームの慰問では寺内タケシの民謡なんかも演奏していましたが、アドリブは入れずにカラオケ風にして演奏すると喜ばれていました。
マンチェスター
とリバプール
MANCHESTER & LIVERPOOL
ピンキーとフェラス
PINKY & FELLAS
ピンキーとフェラス(PINKY & FELLAS)はスコットランド出身のグループで女性ボーカルのピンキー(キャロライン・ガードナー)と、男性5名(ジョン・ガードナー、ラス・ハンター、ボビー・バーンズ、ヒューイ・デンプシー、スティーヴィー)という6人構成のグループです。所属していた英国のレーベル、デッカはアメリカや日本ではロンドンレコードというレーベルを使用していて、日本ではキングレコードが配給元でした。
デビューした1968年というば、日本ではピンキーとキラーズの「恋の季節」が大ヒットしていました。それにあやかってピンキー名をグループ名に入れたのかとも言われていましたが、1968年4月には英国ではPINKY & FELLASとして紹介記事が出ており、ピンキーとキラーズがデビューしたのは1968年7月20日なので、日本での配給元キングレコードの何か意図的な物を感じています。日本でのデビュー盤には、グループ名がフェラスで小さくPINKY & FELLASの表記になっています。
ピンキーとフェラスの「マンチェスターとリバプール」は、日本では、1968年10月に30万枚を売り上げ、オリコン・チャート5週連続1位というヒット曲となりましたが、本国の英国やアメリカではヒットせず、日本だけのヒットになりました。
メンバー:
ピンキー(キャロライン・ガードナー):ヴォーカル
ジョン・ガードナー:ギター、ベース ピンキーのお兄さん
ラス・ハンター:ギター
ボビー・バーンズ:ドラムス
ヒューイ・デンプシー:オルガン、ピアノ
スティーヴィー:ベース
マンチェスターとリバプール
C/W カム・バック・アゲイン
TOP-1331
1968キングレコード株式会社からリリース
ピンキーとフェラス
マンチェスターとリバプール
C/W カム・バック・アゲイン
TOP-1331
1973キングレコード株式会社から再リリース
ピンキーとフェラス
再発ではしっかりグループ名はピンキーとフェラスになっています。
愛するハーモニー
I'd Like To Teach The World To Sing
(In Perfect Harmony)
ザ・ニュー・シーカーズ
The New Seekers
1973
愛するハーモニー
I'd Like To Teach The World To Sing
(In Perfect Harmony)
C/W ブーム・タウン BOOM TOWN
SFL-1405
1972年フィリップスレコード/日本フォノグラム株式会社からリリース
「ジョージー・ガール」の大ヒットで知られるシーカーズのメンバーだったキース・ポトガーが、女性2名、男性3名の5人編成のハーモニー中心のグループ「ニュー・シーカーズ」を結成しました。ただ、メンバーの入れ替わりが激しく、ここではレコード・ライナーのメンバー名を紹介しておきます。
メンバー:
イヴ・グラハム:女性リード・ヴォーカル
リン・ポール:女性ヴォーカル
マーティン・クリスチャン:男性リード・ヴォーカル、ギター、バンジョー
ポール・レイトン:ベース、男性ヴォーカル
ピーター・ドイル:ギター、男性ヴォーカル






