早朝からMLBをTV観戦したので、その流れでブログ更新しておきます。
やりましたね! 18号、19号 2H! Good Job !
🔸🔸🔸🔸🔸今週は映画WEEK第2弾🔸🔸🔸🔸🔸
愛と情熱が女の命なら、
それを守るのが男の戦い!
戒厳令の夜
原作:五木 寛之
1980年/上映時間136分
製作:白夜プロダクション
配給:東宝株式会社
スタッフ
製作:竹中 労・森 敏男・若松 孝二
企画:株式会社ジャパド/株式会社夢幻工房
監督:山下 耕作
助監督:崔 洋一・俵坂 昭康
脚本:夢野 京太郎、佐々木 守
撮影:宮島 義勇
音楽:ジョー山中
主題歌:「悲しみのフローレンス」アマリア・ロドリゲス
絵画:バブロ・ロペスの『少女像』竹中 英太郎(日本人画家)
キャスト
江間 隆之:伊藤 孝雄
秋沢 冴子:樋口 可南子
鳴海 望洋:鶴田 浩二
秋沢 敬之助:佐藤 慶
黒崎 良平:伊吹 吾郎
原島 雄一郎:大木 実
原 良介:伊藤 雄之助
総理大臣:稲葉 義男
谷沢 康吉:長門 勇
柴垣 勝利:岩城 滉一
伊崎 史郎:常田 富士男
鹿火 隼人:浜村 純
イザベル:ウリザ・セルヴィエール
バルデス夫人:ルス・エレナ・カルデナス
幻の少女:イダリー・バジェン
革命前夜幻の名画が
神秘的な運命をもてあそぶ
ストーリー
原作とは異なって「ヌエバグラナダ」という南米にある仮想国での物語になっています。江間隆之(伊藤孝雄)は、九州博多の中洲、古びた酒場に誘われるように足を踏み入れた。そこでヌエバグラナダの画家であるパブロ・ロペスが描いたとされる絵「少女像」を見つける。彼はかつて学園闘争にかかわり刑を受けていたのだが、以前は美術学者を志していた。そのことを大学の恩師の秋沢敬之助(佐藤 慶)に報告して、学究に再び戻ろうと考えた。今までパブロ・ロペスの作品はすべて失われたとされており、知らされた秋沢は狼狽してそんなことはありえないと追い返されてしまう。しかし、その直後にひとり娘の冴子(樋口可南子)を残して秋沢は自殺した。
フランス帰りの友人・伊崎から、パブロ・ロペスの絵はナチス占領下のパリで、ロペスのパトロンは行方不明になり、パトロンの女性イザベルが殺害された際に強奪されたものと判明した。
『少女像』
江間は再び、九州博多へ出向きロペスの絵を戦前に見たという元大陸浪人の鳴海望洋(鶴田 浩二)に、このことを報告する。
腹心の元自衛隊レンジャー部隊の教官・黒崎(伊吹吾郎)に命じて、ロペスの全作品が密かに日本に運ばれた事を知る。
敗戦直後、隠されていた廃鉱から少女像を盗み出したのは谷沢(長門勇)達だったが、その時の仲間が何者かによって次々に殺され、オカマに身をやつしていたのだった。
ヌエバグラナダの文化省高官でイザベル(ウリザ・セルヴィエール)の従姉のバルデス夫人(ルス・エレナ・カルデナス)により、バブロ・ロペスの絵画ということが確認された。炭鉱主の原島雄一郎(大木 実)が秋沢に鑑定を依頼し、この事実を口止めしたということが、秋沢が娘の冴子にあてた遺書で明らかになった。
鳴海と、鳴海の腹心の部下で元自衛隊レンジャー教官の黒崎良平ら私兵集団は、原島らに対して「作戦行動」を展開し、パブロ・ロペスの絵画の奪還および責任追及を図るが、その現場に総理大臣が居合わせることとなる。
総理大臣(稲葉 義男)邸に乗り込み、ロペスの全作品を奪い返し、自衛隊に武装して「総理を囲む九州政・財界懇談会」に乱入する。
この後、壮烈な爆死を遂げる。
江間と冴子は外道山人の長・鹿火 隼人(浜村 純)の土蔵に匿われた。その夜、奇しき運命の二人は固く結ばれた。
ロペスの全作品は九州日田市から、大阿蘇の草千里を走り、球磨川の急流を下って有明海に山人海人によって運ばれ、二人と共に日本を脱出した。
※原作では、この「初夜の儀式」は約6ページにわたって描写されているが、脚本ではわずか数行に書き換えられました。
バブロ・ロペスの絵を持って、バルデス夫人の手配した帆船でヌエバグラナダへ向かう二人。しかし、その国にはクーデターが迫っていた。バルデス夫人からの電話が途中で切れ、銃声がした。
作品は無事、本国のヌエバグラナダの古都カルタヘナへ送り届けられたが、ここもまた戒厳令の中。
闘牛場、城趾に処刑の血潮が限りなく流されていた。
よろめき傷つきながら歩き続けたが、
力つき倒れ込む冴子。励ます隆之。
ついにクーデターの反乱軍の手中に落ちた。
その後、銃声が一発、二発響いた。
パンフレット
(※写真はパンフレットから引用)