今年も石橋報告

 

2023年12月17日(日)〜18日(月)

 

 10年前くらいから年末にはその年の新しい石橋との出会いの報告と感謝に東陽町の橋本勘五郎氏と錦町の岩永三五郎氏のお墓に来ています。お墓参りではなく、その年に出会った石橋等々の報告です。今こうやって石橋散策がライフワークの一つになったのもこの2人の素晴らしいアーチ石橋に出会ったのが始まりでした。まさかこんなに石橋にハマるとは・・・。(苦笑)

 例年の予定では1週間後だったのですが、かなり冷え込むとの予報で予約していたホテルをキャンセルして、早めの17日から出かけました。本来なら土曜日の16日からと思ったのですが、日曜日しかホテルが空いてなくて変則な日程になりました。

 

 

 雪がチラついていると思ったら、気温が0℃でした。積もらないことを祈るばかりです。(笑)今年は高千穂町・五ヶ瀬町経由で熊本県の山都町に入りました。日向往還の「山屋のトンネル」からスタートです。

 山道を準備万端で上がって行ったのですが、相変わらず粉雪がチラついています。地元の方が「足場は悪いよ」と言われていたので、近くてラッキーでした。

 

 山都町、美里町は通り抜けるだけでもいろいろ石橋の誘惑が多いのですが、途中、霊台橋の展望台がスッキリしていたのでここだけは誘惑に負けて寄りました。周辺の繁ってきた木の伐採中で東屋までは登れませんでした。まぁ天気も曇天なので、来年ゆっくり訪れるとして先を急ぎます。霊台橋を見るにはかなり眺望がよくなりそうです。

 

 今回は宇城市豊野町の石橋を中心に周りたいと思っています。

 

 豊野町に入るとお久しぶりの「薩摩渡」からスタートです。この橋は薩摩往還になります。その後は「山崎橋」、「鎧ヶ池の眼鏡橋」、「ほまれが丘橋」、「三由橋」、「丸林橋」、「市木橋」そして「婆婆神橋」と予定していた全てを周り八代市のホテルにチェックインです。雪は積もることはなかったのですが、ずっとパラついていました。

 

 チェックイン後、ホテル近くで夕食です。あったかい鍋物を食べながら冷たいビールを飲みました。至福の時間です。寒くてもまずはビール派です。(笑笑)後はホテルでお風呂で温まり早めの午後10時すぎに就寝しました。

 

 2日目は錦町の岩永三五郎氏のお墓からスタートです。「夏は猛暑で思ったより動けなかった」事を報告しました。その後、彼が手掛けた「鑑内橋」に寄り、東陽町へ移動しました。

 

 東陽町では、まず橋本勘五郎氏のお墓で報告です。「今年はやっと高井川橋の川床へ降りましたよ」。

 2年前東陽町の石橋を再訪した時、雪が降り出してゆっくり出来なかった「鹿路橋」、「笠松橋」と「谷川橋」の三カ所を周りました。

 

 九州道の「八代IC」から「人吉IC」は球磨川の豪雨被害で迂回路扱いになっているので無料区間です。助かります。この浮いたお金でお昼は少し贅沢しましょうか?(笑)

 

 高速道でかなり時間が短縮出来たので、人吉市でお昼して「大塚高橋」、「谷ノ平橋」と周り、今年最後の石橋に選んだ「柴笠の眼鏡橋」に寄りました。好きな石橋で今年も終えて満足!満足! 来年こそ長崎方面に出かけたいですね。

 

柴笠の眼鏡橋

 

全ての詳細は年内に紹介出来ないかもです。まぁ気長にお付き合いください。

 

やっぱ石橋いいわ!(笑)

 

廃道、廃橋 忘れないよ!

 

愛すべき石橋たちよ、これからもコーヒータイムに付き合ってね!