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明八橋(めいはちばし)

熊本県熊本市中央区西唐人町

坪井川に架かる石橋
橋長:21.40m
橋幅:7.20m
径間:17.00m
拱矢:3.30m
架設:1875年(明治8年)
石工:橋本 勘五郎 氏

型式:単眼アーチ橋 壁石:扇積み?

 

 2016年(平成28年)に訪れる予定でしたが、熊本地震が発生して延び延びになっていました。橋本勘五郎氏が東京での仕事を終え、1974年(明治7年)に熊本へ帰郷。翌年にこの橋の架設に着手しました。上京中に車時代を予感し、路面を平らに設計して、幅員も広くなっています。その関係で熊本県内で随一の扁平度を持つ眼鏡橋になっています。

 1963年(昭和38年)、1989年(平成元年)、1990年(平成2年)に高欄の修理が行われています。1991年(平成3年)に歩行者等専用橋として保存され、併せて橋面も修復整備されました。

 

訪問日:2022年6月24日(金曜日)

 

明八橋

 

 

明八橋

 

 

明八橋 橋上

 

 江戸時代にはここに板橋の「新三丁目橋」が架かっていて、新町に入る場所に「新三丁目御門」が置かれていたそうです。擬宝珠(ぎぼし)もその名残でしょうか?

 オリジナルの親柱が他の場所に移設されているそうですが、見つけられませんでした。再訪しなさいと言うことでしょうかね。(苦笑)

 

明八橋

 

 

 

 

 

 

明八橋 拱頂部

 

壁石は扇積み?

 

 

 

新呉服橋からの明八橋

 

Map

 

明八橋