1262  再訪

六馬橋(むつまばし)

 大分県豊後大野市緒方町馬脊畑

 

馬脊畑川に架かる石橋

橋長:23.00m

橋幅:3.60m

径間:15.00m  3.30m

拱矢:2.40m  1.60m

架設:1933年(昭和8年)3月

石工:久保 宗馬 氏

型式:2連アーチ橋 壁石:布積み

 

 現在は豊後大野市に統合されていますが、清川町六種区と緒方町馬脊戸地区の町境に位置しているので、両地名から橋名になっているそうです。橋を跨ぐ馬脊戸川が町境にもなっています。橋上もコンクリート拡幅が施されていないので、今でも田園風景に溶け込んだ2連石造アーチ橋を見ることができます。

 2016年9月以来の再訪です。

 

訪問日:2022年3月25日(金曜日)

 

 

六馬橋

 

馬脊畑川と水路を跨ぐ2連石造アーチ橋です。

 

 

 

左岸からの六馬橋 橋上

 

右岸からの六馬橋 橋上

 

六馬橋 親柱

 

 

 

 

 

馬脊畑川 上流側

 

 

六馬橋 拱頂部

 

六馬橋 左岸

 

 

六馬橋 右岸

 

馬脊畑川 下流側

 

 

 

 

 

 

六馬橋

 

馬脊畑宝篋印塔

 

馬脊畑宝篋印塔

 

 造形から、室町時代中頃のものと推定される。相輪の一部を欠くが、基礎の請花、格狭間の彫刻が丁寧で優品である。

 市指定有形文化財 指定日 平成17年3月31日

 

豊後大野市教育委員会

 

(※案内標木から引用)

 

 室町時代は1336年〜1573年間の237年で、この宝篋印塔が1400年代と考えれば、約600年も昔に建立されたもののようです。

 

馬脊畑宝篋印塔と六馬橋