失われた路線跡を歩く
廃線・高千穂鉄道高千穂線 其の15
影待駅◀︎深角駅▶︎天岩戸駅
(ふかすみえき)
深角駅(ふかすみえき)は、かつて宮崎県西臼杵郡日之影町大字七折にあった高千穂鉄道の高千穂線の無人駅でした。駅は国道218号(神話街道)から下った場所にありますがアクセスが悪く、高千穂鉄道線内では最も利用客が少ないことから秘境駅と呼ばれていました。単式1面1線片面ホームの棒線地上駅で、駅は渓谷の斜面に設置されていました。
1972年(昭和47年)7月22日 - 国鉄高千穂線の駅として開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる。
1989年(平成元年)4月28日 - 第三セクター転換により高千穂鉄道の駅となる。
2005年(平成17年)9月6日 - 台風14号による被害のため高千穂鉄道全線で運転休止。
2008年(平成20年)12月28日 - 槇峰-高千穂間の廃線に伴い廃駅。
(※wikipediaから引用)
※追跡取材は行なっていませんので、取材時と立入禁止区域等、状況がかなり変わっていると思われますのでご注意ください。
深角駅 駅名標
影待駅から進みます。
第一影待隧道
第一影待隧道
形式:2号型 延長:80m00 設計:日本鉄道建設公団下関支社
施工:鉄建建設株式会社 着手:昭和41年1月25日 竣工:昭和43年3月31日
第一影待隧道
第一影待隧道
前回無かった資材が置いてあります。
長谷川橋梁
前回来た時に、撤去の話は聞いていたのですが、いよいよ始まったようです。
線路にカッターが入っています。
長谷川橋梁
長谷川橋梁
長谷川橋梁
長谷川橋梁
長谷川橋梁
位置:影待〜深角間 40K634M
支間:37m
最終塗装年月:1989年2月
塗装回数:全面3回塗(一部補修)
長谷川橋梁
長谷川橋梁
長谷川橋梁
設計:日本鉄道建設公団下関支社
施行:鉄建建設株式会社
設計荷重:K.S. 14
着手:昭和42年8月20日 竣功:昭和42年10月30日
後日行くと・・・解体工事が始まっていました。
長谷川橋梁
撤去用のイントレが組まれています。
長谷川橋梁
長谷川橋梁
(※後日談:長谷川橋梁は完全に撤去されました。)
第二影待隧道
第二影待隧道
形式:2号型 延長:不明 設計:日本鉄道建設公団下関支社
施工:鉄建建設株式会社 着手:昭和41年1月25日 竣工:昭和43年3月31日
第二影待隧道〜ガーダー橋〜天狗山隧道
長いトンネルが続くのでこの間は歩けませんでした。一旦県道に戻り、国道から周り込みます。
天狗山隧道
天狗山隧道
天狗山隧道
天狗山隧道
形式:2号型 延長:2,124m00 設計:日本鉄道建設公団下関支社
施工:佐藤工業株式会社 着手:昭和41年4月15日 竣工:昭和43年3月31日
深角橋梁
深角橋梁
深角橋梁
深角橋梁
設計:日本鉄道建設公団下関支社
施行:株式会社 奥村組
設計荷重:KS - 14
着手:昭和45年1月16日 竣功:昭和45年7月15日
位置:影待〜深角間 43K752M29
支間:17m800
最終塗装年月:1989年1月
塗装回数:3回塗
深角橋梁
後日行くと、路線内立入禁止が立っていました。
22‰(パーミル)の勾配標
立入禁止なので、今回は橋下に行ってみたいと思います。
深角橋梁
深角橋梁
深角橋梁
深角橋梁
深角橋梁
いや〜 深い渓谷です。
深角駅
深角駅
深角駅
深角駅
数回訪れていますが、前回来た時は、こんな感じ。
深角駅
深角駅 列車時刻表
深角駅 駅ノートが置いてありました。
深角駅
深角駅
深角駅から天岩戸駅方面へ
すぐ先に深角隧道が見えています。
↓
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Map
深角駅
国道218号線(神話街道)からのアクセス
国道218号線(神話街道)から深角駅の看板(標木)から左折して下って行来ます。車は駅の入口手前に止めて歩くのがベストです。周辺には広い場所がありません。
ここから左折します。
道なりに狭い道路を下って行きます。
この場所から右に下った場所です。車はこの少し手前の広くなっている場所に止めて歩くのがベストです。
深角駅
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