失われた路線跡を歩く

廃線・高千穂鉄道高千穂線  其の13

 

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(ひのかげおんせんえき)

 

 日之影温泉駅(ひのかげおんせんえき)は、宮崎県西臼杵郡日之影町大字七折にあった高千穂鉄道高千穂線の駅でした。鉄道駅としての日之影温泉駅は1939年に日ノ影線の終着駅として開業し、その後1972年に高千穂まで延伸され、1989年に高千穂鉄道へ転換しました。島式ホーム1面2線で列車交換が可能となっていました。2005年の台風14号被害により運転を休止し、2008年12月28日に廃止された。現在は第三セクターの運営する温泉施設として営業しています。かつてのプラットホームには、高千穂鉄道から譲渡された車両(TR-100形104, 105)が置かれ、改修の上で2010年に宿泊施設「TR列車の宿」としてオープンしました。部屋名には町内に存在した駅名が採用されている。温泉施設としての日之影温泉駅は1994年5月に着工し、1995年1月12日に開業した。面積1,027平方メートル、総工費3億9,400万円でした。

 

1939年(昭和14年)10月11日 - 国鉄日ノ影線の日ノ影駅として開業。

1972年(昭和47年)7月22日 - 当駅・高千穂間が延伸開業。高千穂線に改称。

1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道の駅となる。

1989年(平成元年)4月28日 - 第三セクター移管により高千穂鉄道の駅となる。

1995年(平成7年)1月1日 - 日之影温泉駅に改称。

1995年(平成7年)1月12日 - 温泉施設としての日之影温泉駅が開業。

2005年(平成17年)9月6日 - 台風14号で五ヶ瀬川が溢水し、駅施設に壊滅的被害

2008年(平成20年)12月28日 - 槇峰-高千穂間の廃線に伴い廃駅。温泉施設としては営業を継続。

2010年(平成22年)4月22日 - 高千穂鉄道から譲渡された2両の車両を改修し、宿泊施設「TR列車の宿」としてオープン。

(※wikipediaから引用)

 

(※モデルさん絡み写真の二次使用、コピー、無断転載は禁止します。)

 

日之影温泉駅 駅名標

 

県道沿いに進んで来ると、この素晴らしい光景が目に入って来ます。

 

第四五ヶ瀬川橋梁

形式:下路平行弦ワーレントラス 1連

下部工(橋台・橋脚):鉄筋コンクリート

第四五ヶ瀬川橋梁

薄緑の橋は神影大橋(平成18年7月竣功、橋長:124m、橋高:105m)です。

第四五ヶ瀬川橋梁

第四五ヶ瀬川橋梁

第四五ヶ瀬川橋梁

第四五ヶ瀬川橋梁

高千穂鉄道 路線跡

高千穂鉄道 路線跡

高千穂鉄道 路線跡

無残な姿の信号機が残されています。

 

後日、2014年2月に訪れた時に解体工事が始まっていました。

(※後日談:第四五ヶ瀬川橋梁は全て解体されました。)

 

日之影温泉駅

日之影温泉駅

 

ポジ・フィルムに数カット残っていました。現役の頃の日之影温泉駅です。

 

日之影温泉駅

日之影温泉駅

 

日之影温泉駅

ひのかげ TR列車の宿

ひのかげ TR列車の宿

ひのかげ TR列車の宿

日之影温泉駅

日之影温泉駅 露天風呂からの路線

(プリントからスキャニング)

高千穂鉄道 路線跡

県道237号の高架上を通り、第一日之影隧道へ入っていきます。

 

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Map

 

日之影温泉駅

 

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