島津斉彬公(しまづなりあきらこう)が花瀬でお茶した

お茶亭跡

(おちゃていあと)

鹿児島県肝属郡錦江町田代川原

 

訪問日:2018年1月27日(土曜日)

 

お茶亭跡

 

お茶亭跡

 

=====案内看板=====

 

お茶亭跡

 

 このお茶亭跡は、薩摩の古い地理、歴史の本「三国名勝図絵」に紹介され、薩摩藩主 島津氏も度々来遊し、「円徳公(島津重年)巡視の時、宝暦元年(1751)11月19日此川に遊覧し玉う今にお茶亭の跡ありて川に臨めり」とある。
 特に島津斉彬公(しまづなりあきらこう)は花瀬を愛し、1853年11月16日この地に来遊し、このお茶亭で休んだものと思われす。
 その頃、今の橋のたもとの付近にお茶亭があり、14個の釜で湯をわかしその他煮炊きに使用したと思われる。当時の茶席の盛大さがうかがえる。
 また「本藩の人は花瀬の奇勝を知らざる者なし」とあり、花瀬の地が「癒しの地」として高く評価されていたと思われる。2008年にNHKで放送された大河ドラマ「篤姫」の「篤姫紀行」でも紹介された。

 

平成24年3月 錦江町

 

お茶亭跡

 

お茶亭跡

 

お茶亭跡