田平天主堂

(たびらてんしゅどう)

長崎県平戸市田平町小手田免19番地

国指定重要文化財(建造物)

設計・施工:鉄川与助 氏

建造年代:1917年(大正6年)10月

構造:煉瓦造り一部木造・瓦葺き平屋建て

交通手段:

松浦鉄道西田平駅から車で約5分

西肥バス「天主堂前」バス停下車(本数少ないため注意)

 

 今回の計画の中、どうしても寄りたかった場所です。松浦鉄道西田平駅の駅舎撮影をすませた後、やって来ました。その圧倒される煉瓦造りの天主堂に大感動です。ミサが行われていたので、中には入れませんでしたが、その素晴らしい光景に見とれていました。また機会があれば寄りたいですね!

 武田鉄矢、星由里子、沢口靖子出演の「刑事物語3 潮騒の詩」のロケ地にも使われています。第1回東宝シンデレラに選ばれた沢口靖子の初出演作品になります。

 

 田平天主堂(たびらてんしゅどう)は、長崎県平戸市田平町小手田免にあるカトリック長崎教区の教会ならびにその聖堂です。正式にはカトリック田平教会(カトリックたびらきょうかい)、所在地にちなんで瀬戸山天主堂とも呼ばれています。国の重要文化財に指定されています。平戸市田平町西部の開けた丘陵地の上に立つ赤煉瓦造りの教会からは平戸瀬戸とそこに架かる平戸大橋が望め、写真や絵画の題材としてもよく用いられています。2007年1月23日、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の一つとして世界遺産暫定リストへの追加が決定しました。明治時代に九十九島の黒島(佐世保市)や西彼杵半島の長崎市外海地区等から移住してきた信徒たちが開墾した瀬戸山の地に、1918年(大正7年)、教会堂を得意とした棟梁鉄川与助の設計及び施工により建立され、2003年(平成15年)に重要文化財となっています。

(※wikipediaから引用)

訪問日:2014年9月6日(土曜日)

 

田平天主堂

 

=====掲示板=====

 

入堂に関しての注意点

 

堂内では帽子を脱ぎ、私語を慎むこと。

堂内にある物に触れないこと。

柵内、内陣(祭壇域)に入らないこと。

堂内で飲食、喫煙、飲酒しないこと。

堂内の写真撮影は原則禁止。

ミサ、冠婚葬祭などが行われている時は入堂しないこと。

 

田平天主堂

 

田平天主堂

 

=====案内看板=====

 

 田平天主堂は、平戸瀬戸を望む丘に建ち、海と空の景色に溶け込む優美な姿で知られています。設計及び施工は、長崎県内の数々の教会堂建築に携わった鉄川与助(1879 - 1976)で、1915年(大正4年)12月着工、1917年10月に竣工し、1918年5月14日に献堂式が行われました。

 長崎県内のレンガ造教会堂としては最晩期の建築であり、外観・内観ともに完成された意匠を見ることができます。外観は、正面中央に八角形ドームの鐘塔を備え、外壁はレンガ造及び木造で、レンガの色づかいや積み方に変化をつけることで多彩な表情を作り出しています。内部は、木質にペンキ塗りで仕上げられ、連続するアーチの高窓、椿の花の浮き彫り、部分に使われた金色などが華やかな内部空間を演出しています。

 建設は、信徒の手作業によって行われました。レンガ・瓦・セメント・木材などの材料は船で運ばれ、石灰は持ち寄った貝を焼いたものです。敷地内には、この貝焼き場のほか、司祭館、正面門柱、煉瓦塀、石段や石垣、隣接の墓地などが良好に現存し、教会堂とともに優れた周辺の歴史的環境も高く評価されています。

 

田平天主堂

 

田平天主堂

 

田平天主堂

 

田平天主堂

 

田平天主堂

 

田平天主堂

 

田平天主堂