三池鉄道の遺構

~沖田町に残る橋梁~

 

熊本県大牟田市沖田町

 

諏訪川支流に架かる橋梁跡

橋幅:7.3m

径間:約3.0m

拱矢:約1.5m

架橋:明治後期

 

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赤線が三池鉄道跡

 

 三池鉄道(みいけてつどう)は、かつて福岡県大牟田市および熊本県荒尾市で運行されていた専用鉄道(一時期地方鉄道)の通称です。三井三池炭鉱から採掘された石炭を輸送するために敷設され、保有者は三井鉱山から三井三池港務所、再び三井鉱山、三井石炭鉱業と移ったが、現在でも一部区間が現存し、三井化学の専用鉄道として使用されています。また従業員輸送にも使用されていました。

路線データ/

地方鉄道に変更された1964年(昭和39年)8月11日時点のもの。

旭町線のみ現存。

区間(営業キロ)

三池本線:三池浜駅 - 三池港駅間 (9.3km)

(三池浜駅 - 宮浦駅 - 万田駅 - 妙見駅 - 原万田駅 - 西原駅 - 四ツ山駅 - 三池港駅)

旭町線:宮浦駅 - 旭町駅間 (1.8km)

勝立線:宮浦駅 - 東谷駅 (3.3km)

玉名線:原万田駅 - 平井駅間 (4.2km)

軌間:1067mm

歴史/

1891年(明治24年)12月25日 - 三井合名鉱山部の専用鉄道として開業。

1896年(明治29年)12月22日 - 大牟田駅への連絡線開業。

1909年(明治42年) - 三井鉱山専用鉄道となる。

1961年(昭和36年)10月 - 荒尾駅への連絡線開業。

1964年(昭和39年)8月11日 - 全線地方鉄道に変更。三井鉱山の三池鉄道線として営業開始。

1965年(昭和40年)3月11日 - 三井鉱山より三池港務所が分離独立し三井三池港務所が発足。運営会社が三井三池港務所となる。

1969年(昭和44年)1月4日 - 勝立線廃止。

1973年(昭和48年)

             8月1日 - 全線専用鉄道に変更、再び三池鉄道専用鉄道となる。

             8月27日 - 三井石炭鉱業が発足し、同社の専用鉄道となる。

1978年(昭和53年)10月 - 荒尾駅への連絡線が休止。

1984年(昭和59年)10月1日 - 通勤列車運行終了。

1985年(昭和60年) - 玉名線廃止。

1997年(平成9年)

             3月 - 三池火力発電所向け石炭輸送廃止。三池本線廃止。

             4月1日 - 旭町線が三井東圧化学(現・三井化学)に譲渡され、同社の専用鉄道となる。

(※wikipediaから引用)

 

訪問日:2014年9月6日(土曜日)

 

沖田町に残る橋梁

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沖田町に残る橋梁

 

現在橋上は地域の方の遊歩道みたいな感じです。

時折散歩されてる方に出会いました。