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下番の眼鑑橋(かばんのめがねばし)

熊本県上益城郡山都町滝上

 

畑ノ地川に架かる石橋

橋長:5.20m

橋幅:3.20m

石工:岩永 三五郎 氏

架橋:1835年(天保6年)

型式:単眼アーチ橋

 

訪問日:2014年3月2日(日曜日)

 

下番の眼鑑橋

 

=====案内看板=====

 

下番(かばん)の目鑑橋

 

 この橋は、熊本・阿蘇方面から来た人が五ヶ瀬川対岸に渡る三河橋に行く通路に架けられた橋です。

 もともとは土橋でしたが、三河橋が建造された天保6年(1835)頃に町の有力者が資金提供を申し出て、石造アーチ橋になりました。種山村(現在の八代市)の石工岩永三五郎が若いときに造ったもので、通潤橋の試し橋だったともいわれています。

 この橋の長さは5.2mと短いのに、幅が3.2mもあるのは、車馬の通行を基準に作られた日向街道の一部だからです。このように考えると、街道が人の往来よりも物資の輸送を重視して作られ、馬見原の繁栄もそのようにして運ばれた豊かな物資に支えられていたことが理解できます。

 

下番の眼鑑橋

 

下番の眼鑑橋

 

下番の眼鑑橋

 

下番の眼鑑橋

 

下番の眼鑑橋

 

下番の眼鑑橋

 

アクセス・ポイント

 

 

 

矢印から階段で降りれます。

 

Map

 

下番の眼鑑橋