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水清谷眼鏡橋(みずしだにめがねばし)

宮崎県美郷町南郷区水清谷樋の元

 

水清谷川に架かる石橋

橋長:6.00m

橋幅:約2.00m

径間:4.75m

拱矢:2.10m

石工:山本 畩治 氏(蕨野)、岡 勝治 氏(肥後)

架橋:1900年(明治33年)頃

型式:単眼アーチ橋

 

 ここの案内看板から南郷神門に残る石橋は、この岡 勝治 氏率いる肥後の石工によるものと考えられています。

 

訪問日:2014年3月8日(土曜日)

 

水清谷眼鏡橋

 

水清谷眼鏡橋 橋上

 

=====案内看板======

 

水清谷眼鏡橋

町指定有形文化財

 

 この石橋は、明治33年頃の架設で、熊本形式架橋といわれる。蕨野の山本重信家の先代(重信氏祖父)山本畩治は名工と呼ばれた石工であり、この畩治と親交のあった肥後の石工、岡勝治は、神門地区に通じる道路工事で来村し、水清谷神社石段の工事も行なったそうである。

 この眼鏡橋は、昭和9年に現在の道路ができるまでは村の基幹道路に位置し、いかなる重量を通すとも、また、いかなる大水害にも微動だにしなかった名橋である。

 現在は、水清谷旧道のシンボルとして、今もなおその威容を保っており、本村の交通史を語る上での貴重な有形文化財である。また「肥後の石工」の足跡をたどる意味でも重要である。

規格

橋長6.0m  拱矢2.1m

径間4.75m  環厚0.4m

町教育委員会

南郷区文化財保存調査委員会

 

水清谷眼鏡橋

 

=====追加撮影=====

 

訪問日:2016年8月13日(土曜日)

 

水清谷眼鏡橋

 

水清谷眼鏡橋

 

水清谷眼鏡橋 拱頂部

 

水清谷眼鏡橋

 

水清谷眼鏡橋

 

Map

 

水清谷眼鏡橋